中国
蘭州・夏河

中国からパキスタンへ!シルクロード旅日記 ①出発
ずいぶん前の話ですが、2005年夏に中国の蘭州からパキスタンまで、国境を越える旅をしました。シルクロードを辿る、陸路でのひとり旅。かかった期間は50日間。最後に荷物をそっくり盗まれてしまったので(涙)、写真がほとんどありません。道中笑いあり...

シルクロード旅日記 ②蘭州から臨夏・夏河へバス移動
シャトルバスで蘭州の街の中心まで行った私。 でも、おとといからの移動の連続で疲れたので、ちょっと落ち着いた田舎で過ごしたいなと思いたった。蘭州でバスターミナル探し蘭州ではあとで時間を使うことにして、チベット文化圏で山あいにあるという夏河へ向...

シルクロード旅日記 ③甘粛省の中のチベット!夏河とラブラン寺
夏河は標高2920m。甘粛省の奥地にあり、ラブラン寺という有名なチベット寺のある門前町である。お坊さんが人口の半分ぐらいを占めているんじゃないだろうか。えんじ色の袈裟になぜかショッキングピンクのショールを纏ったお坊さん達が沢山歩いている。小...

シルクロード旅日記 ④夏河郊外の桑科草原へ
ラブラン寺の散策がうまくいって調子づいた私は、午後からさらに20キロほど奥にある桑科(サンカー)草原へ、乗り合いワゴンバスで行ってみた。 桑科草原 桑科草原は、360°なだらかな草原とゆったりした緑の山が広がっていてすごく気持ちのいいところ...

シルクロード旅日記 ⑤桑吉おじさんの車で蘭州へ
早朝5時、昨日知り合ったチベット系のおじさんとの約束の時間。真っ暗な中、宿の前で彼の車を待った。 標高が高いので寒さがこたえる。それでもラブラン寺の周りのマニ車(なんと一周3.5km、ずっとマニ車の列が続いている)を回しに、信心深いチベット...

シルクロード旅日記 ⑥蘭州で鉄道切符購入&街うろうろ
夏河から蘭州へ戻ってきた夕方、次の目的地嘉峪間までの鉄道の切符を買いに行った。 中国での切符買いは悪名高い。割り込みされつつ長蛇の列に並んだ挙句に、窓口のおばさんは調べもせずに「没有(メイヨー)」(ありません、という意味)と言うという。恐れ...

シルクロード旅日記 ⑦秘境にある大仏様・炳霊寺石窟ツアー
炳霊寺(ピンリンスー )というのは蘭州から70kmほど行ったところにある石窟寺院である外国人向け英語ツアーは600元と高かったので、中国人向けツアー190元に参加することに。中国語ツアーに参加反日運動の盛んな時期だったので、もしツアー参加者...
嘉峪関・敦煌

シルクロード旅日記 ⑧万里の長城の終着点・嘉峪関
炳霊寺から戻ってきた日の夜、夜行列車で蘭州から嘉峪関まで向かった。駅では、列車ごとに別れている待合室でしばらく待機。アナウンスがあり、皆がいっせいに改札口に殺到する。ワンテンポ遅れて私も改札を通りホームへ。初の寝台列車長い長い夜行列車がホー...

シルクロード旅日記 ⑨あこがれの敦煌へ!まずは鳴沙山
嘉峪関からバスにゆられること10時間。(たった300キロの距離なのに!)夜の7時にようやく敦煌に到着した。敦煌は意外にこじんまりした田舎町のようだ。 敦煌到着バスターミナル向かいの飛天賓館のドミトリーへチェックインすると、待望の日本人バック...

シルクロード旅日記 ⑩莫高窟千仏洞で大感動
敦煌2日目。 いよいよ旅の前半ハイライト、莫高窟へ。 宿のツアーに申し込んでいたので、マイクロバスに乗り込みどんどん郊外へ向かう。 しかし、実は朝起きたときから頭がガンガン。昨日調子にのって飲みすぎたせいだ・・。 莫高窟昔からいつかぜったい...

シルクロード旅日記 ⑪もういちど莫高窟へ
翌日は1日のんびりと過ごし、二日後、再び莫高窟へ。せっかくここまで来たのに、結局半日しか莫高窟で過ごさないのはなんだか勿体ない。別に一日だけしか行っちゃダメというルールはないんだし。 "110 - Mogao Caves, Dunhuang...
トルファン・クチャ

シルクロード旅日記 ⑫夜行列車で一路トルファンへ
列車に乗りこんでみると、車内はほぼ満席。またもや私は硬臥(2等寝台)。今回は3段ベッドの最上部なので、はしごをよじのぼるのが結構大変だ。 柳園→トルファン荷物を棚に上げたりして、ホッと一息ついていると、さっき駅の待合室で一緒なったオージー旅...

シルクロード旅日記 ⑬ウイグル人の商売根性に脱帽
街を一周したあとホテルへ戻ってみると、私の部屋に見覚えのあるSちゃんのリュックが置いてあった! 本人は見あたらなかったが、もう会えるのは時間の問題だ。事前に宿をどこにするか話し合っていなかったのに、宿だけでなく部屋まで探し当てるなんて、 S...

シルクロード旅日記 ⑭トルファン郊外観光1日目~交河故城・美しきウイグル村、吐峪溝~
昨日、日本語を話す運転手にタクシーツアーをお願いしたとき、てっきり彼が案内してくれるものと思っていたのだが、実際は別の運転手さんを紹介された。 この運転手はウイグル族で、確かアブラハムとかそんな名前だったので、アブさんと呼ぶことに。交河故城...

シルクロード旅日記 ⑮トルファン郊外観光2日目~高昌故城 ・アスターナ古墳~
砂漠で迎えた朝。目が覚めてしばらくすると、空が濃いブルーから赤に変化してゆき、朝日が昇った。Photo by SH砂漠での朝何気なく顔を触ってみるとザラザラだった。寝ている間に砂が降り積もってしまったらしい・・・。これからしばらく、人生で一...

シルクロード旅日記 ⑯トルファンのバザール
朝からトルファンのバザールへ。刺繍やスパンコールがびっしりついた帽子、飾りのついたウイグルナイフ、じゅうたん、原色メインの布地屋さんなど、カラフルな色の洪水。Photo by SHバザールでショッピングイスラム教のお祈り用ミニじゅうたんも数...

シルクロード旅日記 ⑰意外と見どころたっぷりのクチャ観光
早朝5時半、クチャ駅に降り立つ。クチャはその昔、亀慈国という小さな王国があったところ。駅からタクシーに乗り込むと、案の定チャーター観光のお誘いを受けた。クチャ賓館という宿に到着したところで交渉して、1日半340元(約5000円)で話がまとま...
カシュガル

シルクロード旅日記 ⑱民族の十字路カシュガル
今日はいよいよカシュガルへ。朝6時すぎの長距離列車に乗り込んだ。初めての硬座(二等客席)。確かにシートは硬くてすわり心地はイマイチだけど、想像していたよりずっと清潔だし、クーラーも効いていて快適だ。 クチャ➝カシュガルカシュガルまでは8時間...

シルクロード旅日記 ⑲貸自転車でカシュガル探検
今日は張り切って、レンタサイクルで見所を回ることに。朝からすでに日差しがきつい。ボロいママチャリに乗り込み、いざ出発! 車やバイクに混じって広い道路をせっせと30分ほど走り、路地に入るとぐっとローカルな雰囲気に。Photo by SH香妃の...

シルクロード旅日記 ⑳カシュガル・ウイグル住宅の中は・・
今日はウイグル住宅街の細い路地をさまよい歩く。でこぼこ並んだ土壁の民家には、それぞれカラフルなドアが取り付けられていて可愛らしいアクセントになっている。Photo by SHウイグルのお宅訪問迷路のような路地では、まだ小学校に上がる前の子供...

シルクロード旅日記 ㉑次の目的地、カラクリ湖行き決定!
Sちゃんとの二人旅も終わり、今日はゆっくりしようと決める。 Photo by SH午前中ダラダラ部屋ですごして充電したところで、国際バスターミナルへパキスタン行きのバスの下見にでかけた。毎日1本、正午に出発しているようだ。これからいよいよ国...

シルクロード旅日記 ㉒カシュガル・サンデーマーケット
朝、いつもより早起き。今日は日曜日。かの有名な、週に一度のマーケットの日なのだ。 まずは動物マーケットへ行くため、おんぼろピンクの乗り合いバスに飛び乗る。カシュガル動物市場ポプラ並木のデコボコ道を10分、15分と走り、かな~り不安になってき...
カラクリ湖

シルクロード旅日記 ㉓カラクリ湖のはずがムスタグアタへ
6日間お世話になった天南飯店をチェックアウト。色満賓館へ行き、登山家たちと共にバスに乗り込んだ。一行は中国人&韓国人7人組で、山東省の青島などから標高7546mのムスタグアタ山に登りにきたらしい。 カラクリ湖へ出発!カフェのオーナー、ジョン...

シルクロード旅日記 ㉔カラクリ湖畔のユートで宿泊
ムスタグアタ登山隊のチャーターバスで、カシュガルから8時間かけてやってきたのは、ムスタグアタを正面に臨む草原地帯。あたり一面緑のじゅうたんのような草原が広がり、三方を雪山に囲まれている。 Muztagh Ata by Yunsheng Ba...

シルクロード旅日記 ㉕カラクリ湖をラクダで一周
朝、外に出てみると、湖の向こうのコングル山とムスタグアタに陽があたりはじめたところだった。山々の雪面が、まぶしくキラキラ輝いている。 "7,546m Muztagh Ata 3,600m Lake Karakul Karakoram Hig...
タシュクルガン・クンジュラブ峠

シルクロード旅日記 ㉖国境の街、タシュクルガン
カラクリ湖からバスに乗ってタシュクルガンに到着。街はずれには中国側のイミグレーションがあり、ここから先はパキスタンとの国境地帯となる。 "Tashkurgan Xinjiang" by Betta27タシュクルガンではバスターミナル前の功徳...

シルクロード旅日記 ㉗タシュクルガンから出発したいのに・・
旅の疲れか体調がイマイチだったこともあり、タシュクルガンでは2日間ゆっくり。そして7月1日、いよいよクンジュラブ峠を越えてパキスタンへ向かうことにした。No Bus Today!朝9時に宿をチェックアウト。バスチケット売り場に並び、やっと自...

シルクロード旅日記 ㉘いざクンジュラブ峠・・の前にひと騒動
昨日の夜はやっぱりバスのことが心配でなかなかぐっすり眠れなかった。朝、宿泊している交通賓館の人にバスが出るか尋ねると、出るという答え。ホッとした。今日は曇り空で、絶景の峠越えにはイマイチの天気。だけど、そんなこと言ってられない。なにしろ中国...

シルクロード旅日記 ㉙中パ国境・クンジュラブ峠(4693m)通過!
やっとのことで中国側のイミグレーションを出発したバス。ここからパキスタンへ通じる道は、カラコルムハイウェイという立派な名前だけど、実際はほとんどが未舗装。(2005年当時)バスは、おそらく時速20㎞ぐらいで進んでゆく。 "2007 08 2...
パキスタン
グルミット

シルクロード旅日記 ㉚ゴジャール地方の小さな村、グルミット
グルミットは、パスー氷河やカテドラルピークに囲まれた、風光明媚な村。一日、周囲をのんびり散策することにした。 "Gulmit hunza best" by Baqhusbti is licensed under CC BY-SA 3.0 グ...
フンザ・カリマバード

シルクロード旅日記 ㉛絶景!カリマバードの村と宿
フンザ地方の中心地、カリマバードは斜面いっぱいに民家や畑が広がっていて、グルミットと比べると巨大な村だ。 この辺りは1974年まで藩王によって治められており、カリマバードはその王都だったらしい。カリマバード初日初日はKゲストハウスという日本...

シルクロード旅日記 ㉜フンザの里の村人たち~アルティット編~
カリマバード3日目は、ほとんど何もせず。4日目は、カリマバードに来てはじめての快晴。張り切ってバルチット城(バルチットフォート)の見学に。 "Hunza Baltit (img 1)" by Nimi Hashmi is licensed ...

シルクロード旅日記 ㉝フンザの里の村人たち~ガネシュ編~
カリマバード4日目。朝、道を歩いていたら、杏の木に登って実をとっている女の子二人組にでくわす。目があうと、スカートいっぱいにためた実をひとつ分けてくれた。 "Ganish,Karimabad, Hunza, GB, Pak" by Asad...

シルクロード旅日記 ㉞イーグルネストへミニトレッキング
今日はカリマバードからのミニトレッキング。片道約2時間のイーグルネストという展望台へ行くことに。イーグルネストへ出発水のボトルを3本入れたリュックをしょって、スカーフを巻き、出発!アルティット村に差し掛かったところで、石壁をよじ登ろうとして...

シルクロード旅日記 ㉟フンザ・カリマバードの夏祭り
イーグルネストへ行った翌日7月11日は、カリマバードの夏祭りの前夜祭。旅仲間のMさんのツテで、カリマバード随一の高級ホテルで伝統ダンスを鑑賞をさせてもらえることになった。前夜祭フンザの元藩王の家族が経営するというダルバールホテルは、私の旅の...
ギルギット

シルクロード旅日記 ㊱大ショック!荷物がなくなってしまった日
フンザの夏祭りも終わり、もう思い残すことはなくなった。9日間も滞在したカリマバードをあとにし、パキスタン北部の中心的な街ギルギットへと向かうことにした。ところが、その移動の際にとんでもない出来事が起こってしまったのだった。 "A froze...

シルクロード旅日記 ㊲ギルギットの優しい人たち
ギルギット2日目の朝、すごく憂鬱な気分で目が覚めた。昨日はほとんど何も食べなかったのに、お腹もすいていない。ギルギットの住民とりあえず商店で何か買ってこようと宿の外へ出ると、知らない男の人に呼び止められた。「昨日荷物をなくしたでしょ?ラジオ...

シルクロード旅日記 ㊳ギルギットで民家にホームステイ
アイホスピタルで眼鏡を調達した日の午後のこと。マディナホテルのオーナーMrヤクーの奥さんが女性用衣類の店をやっているというので、ホテルのスタッフが連れていってくれた。ホテルのオーナーのおうち奥さんのお店は街なかにあるのかと思いきや、 住宅街...

シルクロード旅日記 ㊴ありがとう&さようならギルギット
イルファーナの家からマディナホテルに戻って、Mrヤクーにお礼を言った。ホテルにはカリマバードで仲良くしていた日本人旅行者Mさんからの伝言があり、ますます元気が出てきた。彼女は昨日、カリマバードからギルギットにやってきたらしい。悪いことがあっ...
イスラマバード

シルクロード旅日記 ㊵旅の終わりはイスラマバード
飛行機でイスラマバードに到着。外はすごい湿気だった。イスラマバードは野生公園の中に建物がポツポツあるかんじ。パキスタンの首都だからもっと都会だと思っていたんだけど、そうでもなかった。でも街なかで女性を見かけるのが、ギルギットとは大きく違って...
