寧夏夜市には食べ物の屋台だけでなく、ゲームの屋台もあります。
我が家の子供たちはこのゲーム屋台に大よろこび!
4日間毎晩通って、あれやこれやと遊びました。
ほとんどのゲーム屋台を試してみたので、これからどどーんとご紹介したいと思います。
【追記】
2019年12月末に再び寧夏夜市を訪れたところ、ゲーム屋台はたったの1軒(金魚のすくい放題の店)しかやっていませんでした。
夏にはゲームエリアは大賑わいだったのですが、冬は季節柄あまりやっていないのかもしれません。冬に行かれる方はご注意ください。
ゲーム屋台の場所とゲームの種類
場所は夜市の通り「寧夏路」の南の端近く。6~8軒ほどが固まってあります。
パチンコ屋台が一番メジャーなようで、4軒ほど。
ほかには輪投げ、金魚すくい、エビ釣り、おもちゃのピストルで的や風船を当てるゲーム、麻雀牌を使ったゲームの屋台がそれぞれ1軒ずつありました。
これらの屋台は、私たちが通った4日間毎日あるお店もあれば、4日間のうち1日しか見かけなかったお店もありました。日によって別の夜市に出店しているのかな?
パチンコ屋台
子供たちが一番はまったのがパチンコです。
パチンコといっても、取っ手を引っ張って大きめの玉を1個ずつはじく、レトロなマシンです。
遊びかた
まずお店の人からコインを買いましょう。
最低50元(約200円)から遊ぶことができ、50元で1元コインが50枚入った箱をくれます。
コインを投入口に入れると電子音がして、パチンコ台の下部に10レーンぐらいある中の数か所にランプがつきます。
ランプのレーンを狙って玉をはじいて、狙い通りに入ったら「当たり!!」。
そのときの倍率に応じてチケットがピロピロ~っと出てきます。
このチケットをためて、最後に枚数に応じた景品と交換してもらいます。
ゲーム開始
好きな台を選んで、コインを投入してゲーム開始!
はじめは子供たちがやっているのを後ろで見守っていたのですが、その場の熱気に誘われて私と夫もやってみることに。
と、これがなかなか面白い!
倍率が高いときにコインを2枚、3枚と投入して当たりがでると、チケットも2倍、3倍で出てきます。
私は50枚のコインを投入してチケットを35枚ほど獲得することができました。家族で何度もやった平均はこれぐらい。
でもいつでも妙に運がいいジロー(9歳)は70枚ほど獲得した回がありました!
ゲーム終了後のおたのしみ
遊び終わったらお店の人に言ってチケットをおもちゃと交換してもらいます。
子供たちがもらったものの例をあげてみると、チケット20枚だと100均以下のクオリティのおもちゃ(ピストル、コマなど選択肢はいっぱい)。
30枚で“なんちゃってレゴ”の人形、50枚でミニサイズの黒ひげ危機一髪、80枚でビンゴセット。
160枚だと、写真の“なんちゃってトランスフォーマー”がもらえました。
最終日にはみんなが獲得したチケットを合わせて300ポイントにして、大きなピカチューのぬいぐるみをもらいました。
充実感いっぱいの笑顔。台湾での思い出ベスト3に入ってるはず・・。
ちなみに私たちが毎晩通ったパチンコ屋台は、数軒のなかで一番人気がありました。
店のおじさんおばさんの笑顔が温かくて、チケットの枚数をいつでもちょっとオマケしてくれました。「尾木ママ」っぽいおじさんのいるお店です。
射的の屋台
ピストル的当ての店
こちらは別のパチンコ屋台の片隅にあった、おもちゃのピストルで的を当てるゲームです。
このプラスチックの玉1かごで50元(約200円)。
正面の的がゆっくり移動していくところを狙って打ちます。
当たると電光表示の得点が増えていくのですが、機械が故障しているようで、成果と得点がいまいちマッチせず。うーん、ちょっと子供騙しだな。
まぁでもピストルを撃つゲームを男子が避けて通れるわけがないので、良しとしましょう。
最後にちょっとしたおもちゃをもらって終了となりました。
ピストル風船割りの店
次に挑戦したのは、正面にある風船をおもちゃのピストルで狙って割っていくゲーム。
1回50元(約200円)。
一つの枠の中の風船10個を全部割ったらいい景品がもらえるのかな、とワクワク。
コントロールがしやすいピストルだったらしく、ジローは全部割ったのですが、なぜだかしょぼいおもちゃ(上の写真のパンチが出てくるプラスチックのおもちゃ)が景品でした。残念!
飾ってあるぬいぐるみをもらうには幾つ割ったらいいのかな?
見た目に華やかなこのゲームは人気で、いつでも後ろで順番待ちをしていました。
輪投げ
最終日にはじめてお店が現れたのが、輪投げの店です。
下のほうの比較的簡単なところには置物やキーホルダーがおいてあり、上の難しい部分には、なんと台湾のお札が!
その場所にある缶に輪っかが入れば、現金がもらえるみたいです。
輪っかがたくさん入ったバケツが1個100元(約400円)。
遠くに写っているザルだと50元(約200円)ということで、兄弟3人でバケツ1個を分け合うことにしました。
タローは上段のお札を狙っていったのですが、やっぱり難しく収穫はゼロ。
ジローとサブローは下の段狙い。それぞれキーホルダーと、可愛いネコの置物をまぐれ当たり!
終了後、お店のおじさんに裏手に手招きされました。
何かと思えば、参加賞的なおもちゃが何種類かおいてあって「好きなのを1個ずつあげるよ」と。
小さなおもちゃですが、3人それぞれに気前よくくれるところがすごくうれしかったです。
金魚すくい+エビ釣り
こちらのおばさんが一人で仕切っているのは、金魚すくいとエビ釣りがいっしょになっている屋台です。
オレンジの水槽でやっているのは、網でジャンジャン金魚をすくえるだけすくう遊び。
エビ釣りもやってみたかったけど、次の日にちゃんとしたエビ釣り場に行く予定だったのでこの時は挑戦しませんでした。
ゲーム屋台まとめ
寧夏夜市のゲーム屋台、そんなに数は多くないのですが、子供連れには十分な規模です。
食べ物屋台の方は混雑していましたが、ゲームエリアはそれほど混んでおらずのんびりした雰囲気が漂っていました。
ゲームをするだけでなく、たいていの場合おもちゃのお土産がもらえるので、一粒で2度おいしい!
終わった後もおもちゃを手にルンルン気分でホテルに帰って、戦利品の見せ合いっこ。
子供にとっては最高に楽しい、親にとっても意外と楽しめる台湾の夜の過ごし方でした。
台北の夜の別のお楽しみはこちらをどうぞ。