
オーバーランドトラック2日目。
今日は湖の日!歩く距離も短く、比較的のんびりとした一日です。
サイドトリップで Lake Will の景色を楽しみ、小屋到着後はLake Windermere で湖水浴をしました。
2021年12月23日、晴れときどき曇り、歩行距離:7.8km + 3km (side trip)
Contents
ウォーターフォールバレー・ハットの朝

昨日の疲れから7時半ごろゆっくり起きだして、ラーメンとゆで卵で朝ごはん。

バーンブラフ山頂へ行く人たちを見送り、私たちは Lake Windermere へ出発!
お天気もまずますです。
ウォーターフォールバレー・ハット➝Lake Will の分岐
9:45→11:20(1h35min)、約4.0㎞

氷河に削られてできたというゆったりとした地形の中を、バーンブラフを右手に見ながら歩いていきます。

少し進むごとに山の角度が変わっていくので見飽きません。
ゆる~く登ったり下ったりの道が続きます。
家族皆においていかれ、ひとりテクテク。でも大自然を独り占めできた気分で、それもまた楽し。

出発後1時間半ほどで、Lake Will への分岐地点に到着しました。
Lake Will
11:20→12:20(1h)、約3.0㎞

タローとジローは Lake Will には興味ないというので、先に今日の目的地、ウィンダーメア・ハットに行くことに。今日の小屋は16人しか泊まれないので、ベッドを確保してくれることに。
私たち夫婦とサブローは、サイドトリップでLake Will へ。

一面のお花畑の中を進み、約20分で湖畔に到着。

茶色だけど透き通った水がサラサラと打ち寄せ、湖の向こうにはバーンブラフが。とっても平和な雰囲気。
と、年長の夫婦がバッチリの水着姿で登場~。湖で気持ちよさそうに泳ぎはじめました。そういう手があったか!でも泳いだあとまた荷物を背負って歩くのも嫌かも。
湖で20分の休憩後、また20分かけて分岐に戻りました。トータルで1時間のサイドトリップでした。
Lake Will の分岐→ウィンダーメア・ハット
12:20→13:50(1h30min)、約4.0㎞

また本道にもどり、なだらかな丘を登りはじめました。

丘のてっぺんからは、振り返ればクレイドルマウンテンのうしろ姿、前方にはフレンチマンズキャップや Mt Pelion East など、タスマニアの高山がずらりと並んでいるのが見えて壮観!

この辺りが今日のハイライト、天空の散歩道の2日目バージョンでした。
また木道をテクテク、ひたすら1時間ほど歩くと、Lake Windermere が現れました。もう山小屋がすぐそばかと思いきや、ここからが長かった~。
ウィンダーメア・ハット

今日の目的地、ウィンダーメア・ハットは湖の向こう側へぐるりと回って、さらに少し登ったところにありました。
今日は一番ラクな日だと言うけれど、決してラクということはなかったなぁ。

山小屋ではちゃんとタローとジローが5人分のベッドを確保しておいてくれました。
昨日のリゾートホテルのような山小屋とは違い、今日はとてもベーシック。
まずは遅めの昼ごはん。お腹ペコペコで、フリーズドライの炊き込みご飯がすごくおいしかったです。
Lake Windermereで湖水浴
ひと休みしたあと、水着に着替えていざ Lake Windermere へ!

さっき来た道を10分ほど戻ると、湖水浴にもってこいのスペースがありました。

湖に目をやると、遠くに見える島の周りをスイスイ泳ぐオージーのおじさんが!
なんでも前回来たときは11月だというのに湖が氷で覆われていたから、今回泳げるのをとっても楽しみにしていたのだそう。

実際に足をつけてみると、水はキーンと冷たく、まるで氷を溶かしたばかりのよう。
でも汗臭いベタベタの体を洗いたい一心で、思い切ってからだを沈めてみました。ヒヤ~っとしたけどサッパリして気持ちよかった!
ウィンダーメア・ハットの午後
午後は小屋でのんびり。

テント場の見学に行ったり、可愛い赤ちゃんワラビーを観察したり。
そうこうしているうちに午後5時過ぎになり、周りは夕飯の支度をはじめました。

私たちも午後6時には夕飯を食べ、食後は大富豪やポーカーをして過ごしました。

マレーシア人女性のトレッカーとお話ししたところ、彼女は富士山や屋久島にも行ったし、ネパールでも何度かトレッキングをしたことがあるのだそう。
エベレストベースキャンプよりもゴサインクンド、ランタン方面がよかったと言っていたのが印象に残りました。メモメモ。
明日は全行程の最長ルート。気合を入れてがんばらないと!