【オーストラリア】タスマニア・大自然をトレッキング☆オーバーランドトラック ~ぬかるみの3日目~

オーバーランドトラック3日目。

今日は最長歩行の日!

オーバーランドトラックらしい雄大な景色を見てウキウキしたのもつかの間、うっそうとした森のぬかるみ道が延々と続く、忍耐力のいるルートでした。とっても長い一日でした。

2021年12月24日、曇り、歩行距離:16.8km

ウィンダーメア・ハットの朝

昨晩は16人ほどが一つの大部屋で寝ていたので、いろんな音が気になってぐっすりとは寝られませんでした。

今日の行程は長丁場のため、朝5時すぎからゴソゴソと起きだす人たちの気配がしていました。

しぶとく6時半まで寝袋にくるまっていた私たち。起きてみたら一番最後でした。

朝ごはんはアルファ米のおにぎりとゆで卵、スープ、りんご。

ウィンダーメア・ハット➝フォースバレー・ルックアウト

8:15→9:40(1h25min)、約5.0㎞

8時15分に出発!

霧雨がちらつく、どんよりとしたお天気です。

テント場の横を通り、なだらかな丘を登っていきます。

時々森の中にはいったりして・・。

左の水たまりが道です

出発後5kmの地点にあるForth valley lookout までは比較的楽な道のりでした。

メインルートの脇にあるルックアウトは、断崖の上にあってなかなかスリルある景色。

ここでヒルにやられそうになったという人が。湿った草が生い茂っているのでヒルには要注意です!

フォースバレー・ルックアウト➝ぺリオン・クリーク

9:55→11:25(1h30min)、約4.0㎞

15分ほどルックアウトで休憩したあと、再出発。

ここからしばらくは、左右にそびえるMt Pelion WestとMt Oakleighに挟まれながら、正面に見えるタスマニア最高峰 Mt Ossaに向かって歩いていきます。

まるで左右の仁王像に見下ろされながら寺院の内部に入っていくような、荘厳な雰囲気のエリアでした。

Mt Pelion West

そんな壮大な景色に心が浮き立ったのもつかのま、森に入るとぬかるみ地獄が現れました!

はじめは足を置ける場所を探しながら、慎重に歩いていきましたが、疲れてくると、少しぐらいのことは気にせず足を下ろすように・・・。

ジローとサブローはズボッと入ってしまったらしく、ズボンが汚れてしまいました。

Pelion Creek の心地よい流れの横で長めの休憩。小川の水をフィルター浄水して水筒に補充しました。

ぺリオン・クリーク➝フォース・リバー

11:25→13:10(1h45min)、約4.0㎞

ここからまたうっそうとした森をゆきます。ぬかるみの深さを調べるためにもストックが大いに役立ちました。

夫が「(先を行く)ジローはもう2,3回はこけたかな」と言ったので、私が「でもジローの靴は新しくてしっかりしてるから」と言うと、サブローが横から「でもジローはしっかりしてへんで」と。確かに!と大笑い。

うっそうとした森の中にふと現れた、平らな場所でお昼ご飯。

暗くてジメジメした場所なので、大きな蚊がいっぱいいました。刺されなかったけれどちょっと落ち着きませんでした。

フォース・リバー➝ぺリオン・ハット

13:40→15:20(1h40min)、約4.0㎞

30分ほどゆっくりお昼休憩をしたあと、再出発。

5分ほどで Forth River の橋が現れました。本当はここが一番のランチスポットだったかも。

タスマニアンワラタの花

ここからは登り。道は乾いていて、今までのぬかるみ道と比べたら格段に歩きやすかったです。

とはいえ、歩き疲れた足はジンジンするし、ヒーヒー言いながら歩きました。

小屋はまだか~と思いつつひたすら歩くと、 Old Pelion Hut への分岐の看板が。目的地 New Pelion Hut へはあと10分のサイン。ヤッタ~!

でも小屋はなかなか視界に入ってこず、やっと見えたかと思ったら道が大きく迂回していて、ほんとうに長い10~15分でした。

遅い私を心配したサブローに出迎えられて、今日のゴール!

夕飯は、家族全員楽しみにしていたカレー!! 疲れた体にしみわたるおいしさでした。子供たちは「毎日カレーでも良かったのに~」と。

Pelion Hut のバルコニー

今日の長距離歩行で膝が痛くなったので、明日はここに滞在してゆっくり疲れをとることに決定。

こんなこともあろうかと、1日余裕を持った日程を組んでおいてよかった!

ほかのグループのみなさんもお疲れの様子で、午後8時半には皆寝始め、9時には完全にシーンとしていました。

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