先日紹介した六福村遊楽園ですが、台北から約65キロ、桃園空港のさらに向こうの新竹県という場所にあります。
外国人観光客が六福村へ行く方法は主に2つあって、一つ目は直通バス、二つ目はタクシーです。
私たちはバスに乗る計画でしたが、トラブル発生でタクシーで行くことに。結局のところどの行き方がベストなのか、体験談をご紹介したいと思います。
直通バス
直通バスは松山空港が始発で、忠孝敦化、公館など台北市内を何か所か回ったあと、景安という地下鉄駅に寄ってから、高速道路に乗るルートになっています。
私たちは台北市内での時間ロスを最小限にするため、地下鉄で景安に行き、景安のバス停からこのバスに乗り込もうと計画しました。
バスの番号は5350。ここまでは下調べバッチリです。
バスは30分に一本。松山空港を朝6時以降、毎時0分と30分に出発します。(時刻表はこのページの下の方で紹介しています)
景安のバス停にはちゃんと電光掲示板があって、あと何分で来ますという案内が出るので安心してバスを待っていられました。
このような地面に書かれている5350の文字に沿って列に並ぶようになっています。
待つこと15分。カラフルな広告のついている六福村行きバスがやってきました!!ワクワク。
と、ここで予想外のことが発生!
バスはすでに満席で、これ以上乗車できないというのです。なんとか列の先頭にいた2,3人が乗りましたが、無情にも10人以上が取り残されてしまいました。
30分に1本のバス、次のバスを待ったとしても乗れる保証はないし、大ピンチ!!
地下鉄で30分以上かけて松山空港へ行ったら始発なので乗れるだろうけど、時間的にはロスが大きく、遊園地につくのは昼頃になってしまいそう。どうしたらいいんだろう・・と困ってしまいました。
と、ここで救世主が!
一緒にバスを待っていて乗りそこねた台湾人ファミリーの女性が「あなたたちはどうするの?」と聞いてきてくれたのです。
「私たちはタクシーで行くから、一緒に値段を交渉してあげるわよ」と。
優しい言葉に感動!
タクシー
そして、女性の交渉の結果、タクシー一台1000元(約4000円)で六福村へ行ってもらえることになりました。
車は軽自動車っぽい小さなやつで5人が乗るとギュウギュウでしたが、この際気にしない、気にしない。
高速道路をビューっと飛ばして、約1時間で六福村へ無事到着することができました。
最後に六福村への車の入場料で100元追加で請求されましたが、これは仕方ないと思いました。
ベストな行き方は?
これから六福村へ行く方があれば、時間重視ならタクシーをおすすめします。
特に子連れや、ホテルの場所が松山空港から遠い場合はタクシーがいいと思います。
私たちがタクシーに乗った景安は台北の中でも六福村寄りなので1000元で済みましたが、台北中心部から乗るともうちょっと高いかもしれません。でもきっと1500元以下で行けるはずです。
安さ重視なら、時間がかかることを覚悟して松山空港からバスに乗るのがいいと思います。
間違っても景安でバスは待たないでくださいね。せっかく待っても乗れない可能性が大きいですから。
帰りは直通バスで
さて、楽しかった六福村での滞在も終わり、帰ることに。
もう急ぐこともないし、ここはやはり料金の安いバスで帰ることにします。
料金は景安まで大人69元(約280円)、子供40元(約160円)と格安でした。
ディズニーランドのように、遊園地の出口の横にバス停が並んでいるので乗り場は確実に分かるはずです。
ベンチに座っている順に係りのひとがチケットを販売してくれました。
時刻表はこんなかんじ(クリックで拡大します)。
左半分の「南下」が台北から六福村、右半分の「北上」が六福村から台北への時刻です。
帰りは30~40分に一本なので、時刻をあらかじめチェックしておくといいかもしれません。
景安まで1時間15分ぐらいかかりましたが、当然のごとく全員爆睡であっという間に到着しました。
ちなみに六福村遊楽園の入場チケットはKKdayでの購入が安くておすすめです。一日めいっぱい遊んで一人2000円ちょっとでした!
景安で角煮ご飯
夜の景安のにぎわい。
景安でバスを降り地下鉄駅に向かう途中、目についたお店でルーローハンと焼肉飯、ハマグリスープを食べました。
どれも疲れた体にしみいるおいしさでした!
このあとホテルに戻り、子供たちとパパはまた寧夏夜市のパチンコ屋台へと出かけていきました。
寧夏夜市のゲーム屋台についてはこちらをどうぞ!