朝からトルファンのバザールへ。
刺繍やスパンコールがびっしりついた帽子、飾りのついたウイグルナイフ、じゅうたん、原色メインの布地屋さんなど、カラフルな色の洪水。
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バザールでショッピング
イスラム教のお祈り用ミニじゅうたんも数多く売っていて、Sちゃんはブルーとオレンジがきれいなのを一枚購入。
さんざん値切って買ったのに、店のおじさんは支払いを終えて出て行こうとする私たちを呼び止めて、小さなナイフをひとつづつお土産にくれた。なんだか嬉しい。
トルファングルメ
日用雑貨エリアを抜けると食堂がいくつか並んでいて、どの店でも入口脇のかまどで“サムス”という握りこぶし大のパイを焼いていた。
中にはスパイスで味付けされた脂肪たっぷりの羊肉の角切りが入っていて、熱々ジューシーでとってもおいしい。一個15円ほど。
サムスを買い食いしたあと、あらためて食堂に入ってみた。
食堂内には地元の人ばかり。やかんに入ったお茶と湯飲みがテーブルに置いてあるのは、日本でもありがちな風景。
ウイグルの定番メニュー、“ラグ麺”と“ポロ”を注文。
ラグ麺は、手打ちうどんの上に羊肉や野菜のトマト煮込みがかかっているもの。
トマト味のうどん?とミスマッチに思えるけど、シコシコの麺にとろみのあるピリ辛ソースがからまって超うま。
ポロというのは、黄色い人参のみじん切りがたっぷり入ったピラフ。羊の脂のコクでこっちもとってもおいしかった。
さらにデザートを食べに、おばさんと可愛い娘がふたりでやっているヨーグルトの屋台に腰をおろす。
私ひとりならお腹こわしそう・・としり込みしてしまうけど、Sちゃんは果敢に何でも挑戦しようとするのだ。
実際のところ、半分凍ってシャリシャリしたヨーグルト(湯飲み茶碗に入っていていかにもホームメード)は、暑い中とてもおいしかった。
午後からは、次の目的地クチャへと夜行列車で向かった。