【スペイン旅行記⑥】グラナダ最終日。カフェでチュロスの朝食と必見の旧イスラム大学

グラナダ最終日。アラブストリートで買い物したり、旧イスラム学校を見学したりしました。この学校の建物が想像以上にすばらしかったです。

スペインで一度は食べてみたかったチュロスやパエリアも楽しみました。

カフェでチュロスの朝食

昨日は夜遅くまで行動していたので、今日は朝ゆっくり。

10月のスペインは朝8時ごろまで暗かったです。

9時すぎ、ホテル近くの広場のカフェ「Cafe Futbol」へ。

こんな感じに屋外テーブル席が広がっていました。

写真付きで見やすいメニュー(クリックで拡大します)。

ジローが食べたがっていたチュロスを注文。

ホットチョコとのセットで3.5ユーロ(約450円)。

さらに、ベーコン、スクランブルエッグ、コーヒーとオレンジジュースが出てくるアメリカンセット4.95ユーロ(約640円)。

パンはついてこないと思って生ハムトマトトーストも一緒に頼んだら、実際はアメリカンセットにもパンがついてきちゃいました。

チュロスは1人前なのに長いのが6本も!こってりとしたホットチョコレートにつけて食べるようです。

揚げたてモチモチでおいしいけど、そんなには食べられないよ~。

そのうちに周りにお客さんが増えてきて、皆、お皿に山のように積み重なったチュロスを食べていました。スペインの人って胃袋強いんだなぁと感心・・・。

スペインでの朝食はいつもカフェで食べましたが、どこのお店もリーズナブルでおいしかったです!

アラブストリート

朝食のあとはアルバイシン地区のアラブ通りへ。

土産物店が軒を連ねているので、ぶらぶら歩きながら家族へのお土産など買い物しました。

次に来たのは大聖堂の横にあるアルカイセリア通り。ここも細い通りにお土産物がびっしり。

イスラム風の銀のペンダントトップがた~くさん売っていて、気になりつつも通り過ぎてしまったのですが、旅の思い出に一つ買えばよかったと今になって後悔!

それから、大聖堂の横を歩いていると・・・

不思議なポーズで静止している人を発見。ゴールキーパー!?

ドネーション箱にお金を入れたら、ハイタッチをしてくれました。

旧イスラム学校(Palacio de la Madaraza)

王室礼拝堂のすぐ横にある旧イスラム学校、Palacio de la Madarazaに入ってみました。

こちらは、1300年代のイスラム教時代に理科系の大学として設立。その後キリスト教時代には市議会として使われていたという由緒ある建物です。

こんな看板が目印

2ユーロの入場料を支払い、たいして期待せずに入ってみたのですが・・・

なんのなんの、びっくりするほど素晴らしい空間が広がっていました。

1階奥にあるお祈りの部屋。

アルハンブラ宮殿と同じような鍾乳石彫りの飾り天井ですが、アルハンブラ以上に装飾の色彩がとっても鮮やかでした。

スタッフによると4割ぐらいが昔のままの色だそう。

キリスト教時代には、飾りの手前に壁が作られすべて覆い隠されていたので、逆に保存状態がよいまま現代まで残ったのだそうです。

これを壊さなかったキリスト教時代の人たち、えらい!

メッカの方角を示すミフラーブ

アルハンブラ宮殿で感動したイスラム装飾の美しさを、いま一度見ることができてすごくうれしかったです。

次は2階へ。

パティオの周りの回廊。

そして、キリスト教時代の木組みの天井が圧巻のお部屋が。

なんとこの部屋は、グラナダ大学の会議室として今も現役で使われているそうです。

こんな素敵な天井の部屋なら、難しい話よりもコンサートを聴いてみたいかも。

これでグラナダ観光はおしまい。

ホテルまで戻る途中、市庁舎前でなにやら儀式をやっていました。そういえばこの日10月12日は、イスパニアデーというスペインの祝日でした。

パエリアお持ち帰りランチ

さて、ホテルでチェックアウトを済ませ、マラガへ向かうためにバスターミナルへ移動。

でもその前に、スペインに来たからには一度はパエリアも食べてみたい!ということで、気軽なお持ち帰り店「La Freiduría de Tere」へ。

大聖堂にほど近い場所にありました。

メニューはこんな感じ(クリックで拡大します)。

魚のミックスフライが看板料理らしいです。

パエリア(3 or 6ユーロ。どちらのサイズか失念)とガスパチョ(2ユーロ)。

ガスパチョだけ店先で飲んで、パエリアは持ったままタクシーでバスターミナルへ移動。そこでいただきました。

イカの出汁が効いておいしかったけど、全体的にちょっとしょっぱかったです。

バスでマラガへ

午後1時すぎ、マラガ行きのバスに乗り込みました。

ALSAのスーパーエコノミー。1時間40分のバス旅は昼寝にちょうどよくて、スペインの田舎の景色を楽しむことができませんでした。

ちなみにこの時のバス料金は大人14.08ユーロ(約1800円)、子供10ユーロ(約1300円)でした。スペインの長距離バスは気軽に移動できる料金で嬉しかったです。

次の旅行記ではマラガの様子をご紹介します!

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