【スペイン旅行記➁】コルドバの世界遺産・メスキータ、アルカサルと旧ユダヤ人街

スペイン2日目。

午前中は世界遺産になっているコルドバの歴史地区をみてまわります。

古いイスラム装飾の美しさ、旧市街のこちゃこちゃした細い通り、半日でしたがコルドバの歴史を肌で感じることができ、来てよかったなぁと思える場所でした。

午後からはバスでグラナダへ移動しました。

メスキータ

昨日の移動の疲れから、今日は朝までぐっすり。

朝食を食べる暇もなく、朝8時半からのメスキータ無料開放に行きました。

メスキータの周囲に数カ所ある門から入場します

入場するときには観光客が大勢いました。

でもメスキータ内部は2万5千人収容できるほど広大なので、一歩建物の中にはいると静寂の中ゆったりと見て回ることができました。

円柱の森

メスキータというのは、スペイン語でモスクのこと。

華やかな多弁式アーチ

こんなに広いモスクに人が詰めかけていたなんて、古のコルドバはどんなにぎわいの街だったんだろう・・・。

長い歴史の中で、教会➝モスク➝教会と変遷をとげてきたメスキータ。

イスラム文化の栄華を色濃く残す、コルドバならではの建築物になっています。

見どころのひとつであるミフラーブ(メッカの方向を示す飾り)。

周囲よりもひときわ細やかで豪華な装飾に目を奪われました。

ミフラーブ上部の金のドームも圧巻!

モスクの真ん中で、キリスト教の教会がいきなり現れました。

モスクエリアとは対照的に真っ白。ここはここで降り注ぐ光が神々しく感じられます。

モスクの柱の上にキリスト教のステンドグラス

静かな空気のなか、コルドバの歴史を体感したひと時でした。

カフェバーの朝食

次の観光スポット、アルカサルへはメスキータから徒歩10分ぐらい。

アルカサルに入る前に、すぐ近くにあったカフェバーで朝ごはんを食べることにしました。

注文したのは生絞りオレンジジュース、オリーブオイル&トマトトーストとリンゴパイ。

トマトトーストは、メニューの中でも1番安くて2ユーロでした。バタートーストよりも安い!

こちらが今日の朝食~。

パンにオリーブオイルをひとかけ。その上にトマトペーストを塗っていただきます!

サクッと香ばしいパンに、コクのあるオリーブオイル、味の濃いトマトペースト。

うわ~おいしい~!素朴な見た目ですが想像以上のおいしさでした。

アルカサル

アルカサルというのはキリスト教の王によって14世紀に建てられた王宮です。

高い城壁にぐるりと囲まれた、ものものしい雰囲気のお城。

入場して、まずは城壁のてっぺんに上がってみました。

辺り一帯を見渡せます!左奥はさっきまでいたメスキータ。

これから見に行くアルカサルの庭園も一望することができました。

ギザギザの城壁が雰囲気ある~。

言い訳している男性と、「えっ、何言ってるの?」という表情の女性

ローマ時代のモザイク画の展示もあり、妙にリアリティのある女性と男性の表情がおもしろかったです。

お庭にはきれいな噴水や円柱形の並木。

この暑いコルドバで、噴水のあるお庭は何よりの贅沢だったんだろうな~。

噴水の水の音に癒されたひとときでした。

旧ユダヤ人街

アルカサルをあとにし、午後2時のバスの時間までコルドバの旧市街をうろつくことに。

道が入り組んでいて、適当に歩いているといつの間にかメスキータに戻ってきてしまいます。

お花が飾ってある有名な路地。

メルヤンという革細工のお店で、彩色の実演を見ました。

日本人の団体様御一行も買い物に来ていました。私も夫へのおみやげの財布を購入~。

旧市街にはお土産店、陶器の店、スイーツの店、レストラン、バーなどいろいろな店が軒を連ね、うろうろするのがとても楽しかったです。

昨日の夜から気になっていた生ハムサンド屋さん。

左のカツサンドのようなものも気になるなぁ。

店内には生ハムがいっぱい!

生ハムサンドとカツサンドを買い込んで、長距離バスターミナルへ移動しました。

コルドバからグラナダへ、バス移動

バスターミナルには出発の1時間ほど前に到着。

屋内の待合室でサンドイッチを食べたりして、出発予定の5分前にバス乗り場にいくと、ドライバーが外で待ち構えていました。

私たちが最後の乗客だったようです。スペイン人って意外と時間にキッチリしているのね。失礼しました!

バスの出発は午後2時で、グラナダまでは2時間45分かかりました。

長くて退屈するかな・・と思いきや、バスの揺れが心地よくて車窓を眺めるひまもなく爆睡してしまいました。

グラナダバスターミナル横のタクシー

いよいよ、あのアルハンブラ宮殿のあるグラナダです!

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