チトワン国立公園でのアクティビティに参加する観光客は、たいていの場合、ソウラハに宿泊することになります。
ソウラハはとってものんびりした町で、ブラブラするのにもってこい。
私たちが散歩中に見かけたあれこれをご紹介したいと思います。
乗り物天国・ソウラハ
まずソウラハでびっくりしたのが、象が町なかを闊歩していることです。
車やバイクに混じって、普通に道路を歩いています。
スピードもなかなかのもの。ズンズンと進む姿はかなりの迫力です。
乗り物といえば、ほかにも馬車や牛車、カトマンズでは見かけないテンプー(トゥクトゥク)、トラクターもバリバリの現役で、町中を走っています。
乗り物好きの子供たちにはたまらない環境でした。
タルー族の村
町の中心地から歩いて15分ぐらい外れると、タルー族の家々が現れはじめます。
土壁に、かわいいパステルカラーで足形模様がついているのが特徴。
私たちはタルー族の村を見るツアーには参加しなかったのですが、タルー族の家の人に断りを入れれば、自分でちょこっと見学させてもらえるはず。
ニワトリやヤギがちょろちょろと走り回っていて、のどかな光景です。
チトワンならではのお土産
町にはお土産やさんが何軒かならんでいます。
正直どこも品揃えがパッとしないわりに、値段は高めでした。
お土産はカトマンズやポカラで買ったほうがよさそうです。
でも、チトワンならではのお土産が一つだけあります。
それは、このあたりの伝統のミティラーアート。
ミティラーアートの品揃えが豊富なお土産店 Happy House (ハッピーハウス) が、街の中心のサイの像から東方向に少し歩いた先にありました。
そのお店で手鏡をひとつ購入。色んな柄があって、もちろん手作りなので一つ一つ違います。
値札がついていて150ルピーでした。素朴でかわいくて気にいっています。
町からのヒマラヤの眺め
夕方歩いていると、前方はるか遠くに、ピンク色に輝くものが見えました。
あれっ?もしかしてヒマラヤ?
慌てて路地を曲がり、畑が広がっているあたりまで歩いていくと、よく見えました!
雲のように見える下半分が、ヒマラヤです。マナスルのあたりのようです。
さすが8000m級!
私の頭の中にある「ふつう山はこの辺りに見えるだろう」っていう高さから、さらに倍ぐらい高い位置にそびえていました。
ソウラハはネパールの南の端、インド国境の近くです。そこからネパールの北の端にあるヒマラヤ山脈が見えるとはおどろきです。
ヒマラヤの偉大さを感じたひとときでした。
まとめ
ソウラハは、想像以上にのんびりとした小さな町でしたが、この町ならではの面白いものが色々とありました。
チトワン国立公園でのアクティビティの合間に時間があれば、ぜひうろうろしてみてください。
町はずれにはおいしいサモサ屋さんもありましたよ!
私たちがソウラハで泊まったホテルはこんなところです。