チトワン国立公園ではジープサファリ、カヌーライドなど様々なアクティビティを体験することができます。
その中で絶対に外せないのが、象の背中に乗ってジャングルを探検するエレファントサファリです。
実は乗る前はそこまで期待していなかったのです。きっと遊歩道のような道を軽く回るだけだろうと・・・。
でも、象は本当にジャングルの中にズンズンと入っていきます。
象使いは地理を熟知しているのでしょうが、私たちにとっては探検そのもの。
すっごく楽しくて、チトワンに来てよかった!と思わせてくれるアクティビティでした。
Contents
象に乗ってジャングルへ
朝の8時。朝もやの中を、トラックの荷台に揺られて町はずれにある象乗り場へ。
象が沢山待機していて、階段の上にあるプラットフォームから象の背中に乗り移ります。
象の背中にはテーブルをひっくり返したような四角い木枠が乗っていて、4人がそれぞれ角をまたぐように座ります。これで落ちる心配なし!
象の背中はゆっさゆっさと大きく揺れます。
初めは他の象たちと一列になって進みます。
すぐにジャングルに突入。
そこからはみなバラバラに。象使いごとに別々の方向へ進んでいきます。
道なき道をゆくので、周りの木々の枝がバシバシと体にあたってきます。
木の上からヘビが落ちてこないかちょっと心配・・・。
象の足音は不思議としません。これなら他の動物が現れてくれそうです。
親子のサイに遭遇!
まず現れたのはシカとサル。
日本にもたくさんいるとはいえ、チトワンで見ると特別感があります。
それからしばらくは何も現れず。30分ぐらい森の中を歩きまわりました。
と、突然「サイがいるよ!」と象使い。
よく見ると、茂みの向こうに灰色の大きな体。
静かに近寄ると、親子のサイです。
子供はまだ3か月の赤ちゃん。
ポテッとした体につぶらな瞳がとってもキュート!!
この後、再びジャングルをさまよい、さらに若者のサイと、別の母子サイにも遭遇しました。
チトワンでは一時期絶滅しかけて、今、ようやく600頭ぐらいまでに数が増えてきたというインドサイ (One-Horned Rhyno)。
こんなに何頭も見られると思っていなかったので、大満足です。
1時間ほど歩いたら、最後は川を渡ります。
象は臆することなく川のなかを進んでいきます。
ただ、シッポの先がぬれるのが嫌らしく、力を入れてシッポを持ち上げている様子がかわいかったです。
ライド終了後のお楽しみ
はじめに象に乗り込んだ場所に戻ってきて、エレファントライドは終了。
ここでお楽しみポイント!
象から降りたらすぐにバナナを買いにいきましょう。
バナナ1房100ルピーで買うことができます。
これを、一房ずつもぎとって、頑張って歩いてくれた象さんにプレゼント。
鼻で器用にバナナを口まで運ぶ姿がとてもかわいい!
よその象さんも「ちょーだい!」と寄ってきて、モテモテ状態に。
初めから最後まで、楽しみ盛りだくさんのエレファントライド。
チトワンに行ったら絶対外せないアクティビティです。
ちなみに料金は、ホテルを通して予約して一人US$27でした。