チトワン国立公園を流れるラプティ川。
人気アクティビティーの1つ、カヌーライドでは、原始的な丸木舟に乗って、川下りをしながら動物を観察することができます。
何に出会えるかワクワク・・・。
カヌーライドほどメジャーではありませんが、ラプティ川でできるもう一つのアクティビティはエレファントウォッシュ。
象が体を洗ってもらう様子を見学したり、象と一緒に川に入ったりできます!
これから詳細をご紹介したいと思います。
Contents
カヌーライド
午後2時、あらかじめホテルで予約しておいたカヌーライドに出発しました。
ガイドさんに連れられてホテルから歩くこと10分。ソウラハの南の方にあるカヌー乗り場に到着。
ここで、木をくりぬいて造った原始的なカヌーに乗りこみます。救命胴衣も忘れずに!
カヌー乗り場付近は、パラソルが出ていてちょっとリゾートチックな雰囲気。
でもこのあたり、すでにワニがいました!
この川には2種類のワニが住んでいます。
獰猛でどったりとした肉食のワニ、マーシュマガルと、口の先がとがっていて主に魚を食べるワニ、ガビアル。
こちらは獰猛な方です。気持ちよさそうに日向ぼっこ中。
あちらこちらにいるワニを観察しながら、ゆっくりと川を下っていきました。
途中で、水遊びをしている地元の子供たちに遭遇。
肉食ワニがいるっていうのに、大丈夫なんでしょうか。
ワニのほかには、何種類かの水鳥も見ることができました。
ゆったりと30分ほど川下りを楽しんだら、土手を無理やり登って上陸します。
ここからはジャングルウォークのスタート!
ガイドさんの後について、ワシワシ歩きます。
けっこう本気のジャングルです!
30分以上も動物を探して歩きまわりましたが、残念ながらスリリングな目に合うことはできませんでした。
遠くにシカの群れがいたぐらい。
でも、映画や本の世界でしかなかった「ジャングル探検」を、実際にやってみることができて、ワクワクドキドキ楽しかったです。
そうそう、途中でこんなものがありました!
縮尺がわからないとネコの足あとに見えるかもしれませんが、トラの足あとです。
隣には野生のゾウの足あともありました。
この一帯はくぼ地になっていて、少し前に雨が降ったときに、たくさんの動物たちが水を飲みにきていたようです。
ジャングルを出ると、最後の目的地、象のブリーディングセンターに到着しました。
親子の象が沢山いて、ちびちゃんたちが可愛らしかったです。
これでカヌーライドのツアーはおしまいです。
こんなトラックの荷台に揺られて、ホテルまで帰りました。
エレファントウォッシュ
さて、もう一つの楽しいアクティビティは象の水浴び、エレファントウォッシュです。
時間は、毎日午前11時ごろからと決まっています。
朝から11時頃までは、象たちはエレファントサファリの仕事があって、それが終わってから水浴びにくるからです。
場所はソウラハの南の川べり。町の中心のサイの像のある交差点から、少しだけカヌー乗り場の方へ行ったところです。
私たちのホテル「リバービュージャングルキャンプ」からは川沿いを歩いて5分ほどでした。
会場に近づくと、象が川の中で横倒しになっているのが見えてきました。
だいじょうぶ!?と心配になるぐらい、大胆に倒れちゃっています。
一仕事終えたあとの水浴びは気持ちいいんでしょうね。
象使いが象の体を洗ってあげていますが、
観光客も希望すれば、川の中に入って象と戯れることができます。
でも、この川、さっきのカヌーライドで見た肉食ワニが住んでいるんですよ~!!!
川に入っている観光客はすごく楽しそうでしたが、私は怖くて勇気がでませんでした。
水も濁っているし、ワニがそーっと近づいてきても見えませんから・・・。
ここで象の鼻にご注目!
ちゃんと水面から先っぽを出して、息をしているんです。鼻が長いって便利だなぁ。
軽石のようなもので、ごしごし体を洗ってもらっているところです。
象使いが一生懸命洗ってあげている様子が印象的でした。
まとめ
ラプティ川はゆったりしていて、とても気持ちのよい場所です。
カトマンズの喧騒や、ヒマラヤの山風景とはまた違ったネパールの魅力を味わうことができました。
気になるアクティビティのお値段ですが、
ホテルを通して申し込んで、カヌーライドは一人US$20 でした。
エレファントウォッシュは見るだけなら無料、象に乗せてもらう場合は200ルピーです。
チトワンに行かれたら、ぜひやってみてください!
象の背中でジャングル探検する大人気アクティビティについてはこちらをごらんください。