2017年12月、ポカラの現地トレッキング会社 Eastern Light Trek でトレッキングパッケージを申し込み、アンナプルナベースキャンプまでいってきました。現地プライベートツアーの形です。
その時の手配の流れと、実際にこの会社のガイド・ポーターと11日間トレッキングしてみた感想を書いてみたいと思います。
結論として、このエージェントは超おすすめです!
トレッキング10か月~2か月前
こちらでご紹介したとおり、旅行の約10か月前、ポカラのトレッキング会社5社の比較検討をスタート。
その結果、Eastern Light Trek にお願いすることに決めました。
6か月ほど前になって、改めて
「本当にお願いしたいのだけど、どうすればいいですか?」というメールを送りました。
すると、
トレッキングパーミットを取得をするので、顔写真とパスポートのコピーを添付書類にしてメールで送ってほしいとのこと。
手付金の支払いなどはありませんので、これらの書類を送ることで、会社側も客が冷やかしでないことの確認をとっているのだと思います。
余り早く送りすぎるとなくされそうな気がしたので、旅行の2か月前になってから、これらの書類を送りました。
トレッキング数日前
ポカラにはトレッキング2日前に到着。
その日のうちに、レイクサイドのEastern Light Trek に顔をだしました。
オフィスにはオーナーのDevさんと、ガイドのラムさんがいて、挨拶をしました。
まず、事前にやり取りしていたメールのコピーを見ながら、ルートの再確認です。
これはけっこう重要です。
というのも、実はここでしっかり確認しなかったために、トレッキングの出発地点に思い違いがあり、当日慌てて修正してもらうということがありました。
後で「あれ!?」ということがないように、きちんと確認しておきましょう。
それから支払いです。
USドルでもいいし、日本円なら、銀行のレートでUSドルに換算した分を支払うことができます。
さらに持ち物の確認。
「持ち物はすべて大丈夫ですか?ストックなど貸しましょうか?」と聞かれました。
持ってきた寝袋がABCの寒さに耐えうるか心配だというと、この日の夕方ガイドさんがホテルの部屋に来て、私たちの寝袋をチェックしてくれることになりました。
さらに、ポーターさんに背負ってもらうための80Lのザックを一つ貸してもらいました。
・・・・・・・
荷物は、ポーター1名に対して20キロ程度にしてほしいと言われました。
でもカバンの数はポーター1名に対し、1つでなくてもよいようです。
私たちは、ありあわせのダッフルバッグやザックに荷物を詰めて用意しました。
トレッキング出発当日
約束した時間に、ガイドとポーターが乗り込んだ車がホテルに迎えにきました。
ポーターさんたちとはここで初めての顔合わせです。
それから車でトレッキングの出発地点まで移動。
そこでポーターさんたちは、私たちの荷物を3等分に仕分けして、複数を一度に持つ場合は紐でくくったりして調整していました。
ガイドさんを先頭にして、子供、大人の順で並び、最後尾にはポーターさんたち。
いよいよ出発です!
トレッキング中
宿のグレード
行く先々で宿泊するロッジは、基本的にガイドさんが選びました。
気に入らなければ変えてほしいと頼むこともできますが、私たちはいつでもガイドさんの決めた宿に落ち着きました。
チョムロンよりも手前のエリアは、全体的にロッジの質が高めです。
そんな中でも特にきれいな宿を選んでくれているように思いました。
また、部屋に関しても、ロッジのオーナーとガイドさんが交渉して、できるだけ景色のいい、居心地のよい部屋を選んくれます。
そして最終的に「この部屋でいいですか?」と私たちに確認してくれていました。
チョムロンより手前ではいつでもトイレとシャワー付き。山の中なのに贅沢です!
ガイドさんから聞いた裏話
ただ、実はロッジの選び方には裏話があります。
ガイドさんから聞いたのですが、
ロッジでのガイドたちの食事メニューは、ロッジのオーナー任せ。
自然と、ガイドたちへの待遇がよいロッジが選ばれる傾向にあるようです。
実際に彼らの朝食を見ていると、おいしそうな野菜カレーとチャパティ2枚を食べている時もあれば、グルンブレッド1枚きりのときもありました。
(グルンブレッドのときは、宿が1軒しか営業していないヒマラヤホテルでした)
お茶休憩のときの飲み物も、ガイドたちの分はロッジからのサービスなので、
「ミルクティーはめったに出ないよ。いつでもブラックティーだよ」と言っていました。
Eastern Light Trek の感想
現地トレッキング会社を比較したときに、この Eastern Light Trek が一番パッケージ料金が安かったのですが、11日間にわたって受けたサービスに関しては、全く問題ありませんでした。
むしろトップクラスだったように感じました。
今回私たちがお世話になったガイドはラム (Ram) さん。
「子供好きで忍耐力のあるガイドを」とリクエストしたら、10歳の男の子のお父さんということで、この方をつけていただきました。
55歳。とても信頼できる人です。
顔もどこか馴染みのある “日本の田舎のおじさん風” (失礼!)で、親近感がもてます。
アンナプルナエリアはもう何百回もガイドしていると言っていました。
実際に、歩いている途中で「あと何分で○○に着きますか?」と尋ねると、返事はいつでも正確。ルートを知り尽くしていることがうかがえました。
また、緊急連絡が必要な場合に備えて、携帯電話は2種類持っていたし、膝のサポーターなども、全員分ではありませんが、持ってきてくれていました。
ポカラを出発したときにリンゴやミカンの買い出しをして、それをトレッキング中持ち歩いて、毎日の夕食後にデザートとして出してくれていたのも、嬉しいサービスでした。
ポーター3名に関しても、全く問題なし。礼儀正しく優しい人たちでした。
子供たちと遊んでくれたり、転びそうになったらサッと後ろから支えてくれたり、とてもお世話になりました。
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Eastern Light Trek には、ガイドはラムさん以外にも何人も所属しています。Trip Adviser には評判のよい名前がいくつも上がっているようです。
どこの旅行会社にしようか迷ったら、ぜひ Eastern Light Trek も候補に入れてみてくださいね!
オフィスはレイクサイドの中心地にあります。