アンナプルナベースキャンプトレッキングも終盤にさしかかったころ、道中の埃っぽさが原因で、咳が止まらなくなってしまいました。
ポカラに戻ってきてからも、咳のせいでぐっすり眠ることができません。
これは何とかしないと・・
いくらぐらいかかるのかな?と不安に思いながらも、
ポカラのレイクサイドにある、外国人向けの医療機関、シーウィッククリニック (CIWEC Clinic) に行ってみることにしました。
その時の診察の手順や、実際にかかった診察料などをご紹介ようと思います。
病院の場所
レイクサイドのメインストリートから、3分ほど路地を入っていった奥にあります。
路地の入口には、沢山のホテルの看板に混じって、病院の看板も出ていました。
ちなみにこの路地の東側は行き止まりになっています。
レイクサイドの方からしかアクセスできないのでご注意ください。
24時間営業ということですが、私は朝10時ごろ病院に向かいました。
病院は、一見すると中級ホテルのような、民家のような造り。
でもちゃんと看板は出ています。
奥に入っていくと、Receptionと書かれた入り口が目につきます。
中に入って、受付の女性に医者に診てもらいたい旨を伝えると、すぐに診察OKなので少し待ってくれといわれました。
私が行ったときは他に患者はいませんでしたが、確実にすぐに診てもらうためには予約の電話をしてから行った方がいいかもしれません。
診察の手順
まず、問診票に基本事項を記入します。
そして5分ぐらいで名前を呼ばれました。
受付の隣の部屋で、看護師さんの問診を受けます。
咳のことと、ついでにギックリ腰のことを英語で説明しました。
その後また受付に戻り、今度は医師に呼ばれるのを待ちます。
また5分ぐらいして呼ばれると、次はベッドのある診察室へと通されました。
ここで、ネパール人の男性医師による診察。
もう一度ざっと病状を説明させられます。
すると、のどの粘液のサンプルを取られて、何に感染しているかをすぐに調べてくれました。
10分ぐらいで診察は終了。
医師がその場で薬を用意してくれて、それぞれの飲み方などを説明してくれました。
私の場合は、咳止めシロップ、イブプロフェンのタブレット、腰に塗るクリームなどをもらいました。
最後に受付に戻ってお会計です。
基本診察料はUS$90。
それにプラスして、薬代や検査代がかかりました。
トータルでUS$129 をクレジットカードで支払いました。
これですべて終了!
30分ぐらいで一通り終えることができました。
支払い時にもらった明細はこんなのです。
帰国後に保険申請
このときの明細とレシートを大事に取っておいて、帰国後に海外旅行保険の申請に使いました。
その結果、無事に全額カバーされました。
・・・・・
余談ですが、このときにもらった咳止めシロップ、すごい色をしているんです!
よく見るとインド製。
味もそこはかとなくインド味。
ビックリするぐらいまずかったです・・・。