子連れでヒマラヤ!アンナプルナベースキャンプトレッキング① ウレリ階段地獄編

1日目

いよいよポカラを出発! ABCトレッキングの始まりです。

ヒレまで車で行き、そのあとウレリの3600段の階段に挑戦します。

ウレリの一つ先の村、バンタンティに宿泊予定です。

コースタイム

2017年12月13日

ヒレ(11:00-11:20)ティルケドゥンガ(13:00-14:45) ウレリ(15:00-15:45)バンタンティ

ポカラからヒレまで車で移動

朝8時。

ガイドのラムさんと3名のポーターが、レイクサイドのホテルへ迎えに来てくれました。

ワゴン車に荷物を積み込み、いざ出発!

1時間半ほど舗装路を走りナヤプルに到着。

この先は未舗装なので、ここでジープに乗り換えます。

ビレタンティで鉄橋を渡ってから、本格的な山道に突入。

トレッカーの中にはこの辺りから歩き始める人もたくさんいます。

今回私たちは、時間と体力節約のため少し先のヒレまでジープ移動です。

心配していた道の状態はというと・・

見事にガッタガタのボッコボコ。すぐ脇は崖っぷち。

どう見ても車1台分の幅しかないのに、対向車とすれ違います。

ナヤプルから45分、車の中で揺られ続けてようやくヒレに到着しました。

この行程、歩くと3時間かかります。

この恐怖感と時間を天秤にかけると、やっぱりジープかな。

いよいよトレッキング開始!

ポーターさんたちが私たちの荷物を背負ってくれて、いよいよ出発!

先頭はガイドのラムさんです。

まず吊り橋を2つ渡り、トレッキング気分も盛り上がってきます。

吊り橋の先から石段を昇り始めました。

と、すぐにティルケドゥンガのロッジが何軒か現れました。

ラムさんが「この先2時間はご飯を食べられるお店がないから」と言うので、まだ歩き始めて20分なのにお昼休憩。

トレッキング初ランチ、何にしようかな~とワクワクしながら、ダルバート、トマトチーズマカロニ、フライドライス、モモなど、それぞれ好きなものを注文しました。

と、あまりにもいろんな種類を頼みすぎてしまったのでしょう。注文から出てくるまでに1時間もかかってしまいました。

ネパール式はのんびりのんびり。あわてない、あわてない。

ウレリまでの階段地獄

十分パワーチャージしたところで、いよいよウレリまでの3600段の階段登りにとりかかります。

タローとジローは競うように飛ばしていき、すぐに彼方に消えてしまいました。

残されたのはサブローと私。

Kちゃんはそのさらに後ろを、ポーターさんたちにサポートされながら歩いています。

「もうつかれた~」「足がヘロヘロする~」と泣き言を言いまくりのサブロー。

「すごいなー」「頑張ってるなー」とポジティブな言葉をひたすらかけ続けます。

でも本当は自分もヘロヘロです・・・。

何とか1時間45分かけてウレリまで登りきりました。

いや~しんどかった。でもとにかく第一関門突破!

ウレリにはロッジが沢山あります。どのロッジからもアンナプルナサウスとヒウンチュリがきれいに見えそうです。

ナヤプルやビレタンティから歩き始めた場合は、ここで1泊するようです。

今日の目的地はバンタンティ

ヒレから出発した私たちは、まだ2時間ちょっとしか歩いていません。

この次の村、バンタンティを目指します。

休憩の直後は足が軽いけど、すぐに疲労がよみがえってきます。

また階段。まだまだ階段。これでもか!と階段が現れます。

いい加減嫌になったころ、ようやく本日の宿 Heaven View Guest House に到着。

想像していたよりもしっかりとした造りのきれいな宿です。

部屋にはなんとシャワーとトイレ付き。電灯もあります。

窓からはヒウンチュリが良くみえました。


トイレとシャワーはこんな感じ

夕食までの束の間の時間、子供たちは宿の外で、本物の“パチンコ”を試させてもらったり、犬と遊んだりして大はしゃぎ。

ウレリに宿泊するトレッカーはたくさんいるけれど、バンタンティは余り人気がないようで、宿は私たちの貸し切り状態でした。

静かにのんびりしたい人や、次の日のゴレパニまで日程を楽にしたい人にはおすすめです。

トレッキング1日目を予定通りに終えられてホッ。

明日に備えておやすみなさい・・・。

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