【タイ】国境の街メーサイと3つの国が出会う場所ゴールデントライアングル観光

チェンライに3泊したあとは、次の宿泊地チェンセンへと向かいました。

チェンセンは、ミャンマー・ラオスと国境を接するゴールデントライアングルと呼ばれる地域にある街です。

再び、現地旅行会社 J トラベルサービス「ドイトゥンガーデンと王宮、国境ツアー」という1日観光ツアーを申し込み、チェンライからメーサイ、チェンセンと観光しながら移動して、最終的にチェンセンのホテルに送り届けてもらいました。

このツアーの主な見所は

1.タイの先代の皇太后の離宮ドイトゥン・ガーデン

2.タイ最北のミャンマー国境の街メ―サイ

3.タイ・ミャンマー・ラオスの3国が接するポイント、ゴールデントライアングル

です。

このときツアーの様子をご紹介します!

もう一つのツアーについてはこちらからどうぞ。

タイ北部の街、チェンライ。郊外には少数民族が暮らす村が点在しています。 そのなかでも特に有名なのが首長族! その昔、なる...

ドイトゥンガーデン

チェンライを出発し、まずは車で1時間ほどドライブ。

山の中にあるドイトゥンガーデンに到着しました。

ドイトゥンガーデンというのは先代の皇太后の離宮です。スイス風の別荘と、花いっぱいの美しい庭園が見所です。

皇太后はタイの中でも発展から取り残されていた北部のために援助の手を差し伸べ、亡くなられた今でもとても尊敬されている方だそうです。

別荘の中では皇太后のお部屋などを見ることができました。

庭はすみずみまで手入れされていて本当にきれいでした。

高原なので空気も澄んでいます。

国境の街メーサイ

さて、心洗われるような離宮のあとは、タイ最北の街メーサイにやってきました。

街は国境ならでは雰囲気。多くの人が行き交い、物があふれ雑多なかんじです。

この建物はタイ側のイミグレーションです。

建物の向こうには川があり、橋がかかっています。

橋の手前半分はタイ、向こう半分はミャンマーになっています。

旗が途中から変わっているのがわかるでしょうか?わくわくする光景です。

二つの国を分ける川は川幅もせまく浅そうで、簡単に国境破りができてしまいそうでした。

ミャンマーへは500バーツ払えば一時入国することができ、ミャンマー側の街タチレクを観光することができます。

国境を歩いて越えるというのはやってみたかったけど、ビザ代も結構高いし、ミャンマー側に大した観光スポットはないようなので、私たちはミャンマーへは行きませんでした。

国境の橋の横にはこんな写真撮影スポットがありました!

ゲートの上にはThe Northern Most of Thailand(タイ最北地点)とあります。

このあとメーサイのアーケードを冷やかしてあるきました。

日用雑貨がメインなので珍しいものは見つけられませんでしたが、ワゴン売りのサングラスや少数民族の手作りポーチを買ったりしました。

チェンセン・ゴールデントライアングル

メーサイをあとにしてやってきたのは古代タイ王朝の街チェンセン。

お寺を2か所ほどサクッと観光したあと、メコン川を見下ろすゴールデントライアングル展望台にやってきました。

看板の地図を拡大してみると、こんなかんじ。

下の写真の手前がタイ、川の右岸がラオス、川の左向かいがミャンマーです。

メコン川をさらに200キロほどさかのぼれば、中国があります。

メコン川の川岸は一大観光スポットになっていました。

対岸のラオスを見られるように双眼鏡がおいてあったり、

巨大な仏像が屋根の上に鎮座していたり、

こんな象がいたり。

どれもこれも金ぴかで装飾ゴテゴテ。対岸からよく見えるようにか、巨大なものばかりでした。

それにしても、一目で3つの国が見渡せるスポットというのは生まれて初めてです。

雄大な川の流れにロマンを感じたひとときでした。

まとめ

ゴールデントライアングル(黄金の三角地帯)といえば、一昔前まではケシの栽培やアヘンの密輸が盛んだった地域です。当時を紹介するオピウム博物館もあります。

でも今では明るい観光スポットになっていて、普通の観光客がたくさん訪れていました。

時間に余裕があれば、実際にミャンマーやラオスにちょっとだけ入国してみることもできます。

バンコクやビーチリゾートとはまた違ったタイの風景をみることができて、とても面白いツアーでした。

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