【タイ・チェンライ】1日観光ツアー・ウーロン茶の里と首長族の村を訪問!

タイ北部の街、チェンライ。郊外には少数民族が暮らす村が点在しています。

そのなかでも特に有名なのが首長族!

その昔、なるほどtheワールドというクイズ番組で紹介されていて、子供だった私はびっくりしたものでした。

2015年10月、チェンライにある日本人経営の現地旅行会社 J トラベルサービス「首長族とメーサロン、国境線の山岳集落」という1日ツアーを申し込んで行ってきました!

その時のツアーの様子をご紹介します。

少数民族の村

今回の1日ツアーは、私たち家族だけのプライベートツアーにしてもらいました。

朝、日本語を話せる女性のガイドさんがホテルに迎えに来てくれて、ワゴン車で出発です!

車はどんどん郊外の山の中へと入っていき、まずやってきたのはヤオ族の村です。

おおーっ、観光客がやってきたぞー!という感じで、売り物の手作りミサンガを手にした子供たちが続々とやってきました。

ヤオ族は銀細工や細かい刺繍の民族衣装が特徴らしいのですが、普段の生活では着ていることはなさそう。かろうじで、この赤ちゃんがきれいな帽子をかぶっていました!

赤ちゃん、なかなか骨のある顔つきをしています。

普通のおうちの台所をのぞかせてもらいました。

とーってもベーシックな台所。昼間でも部屋の中は真っ暗でした。

民族衣装がないとなると、いたって素朴なただの村。しばらくすると見るものがなくなってしまい、次に移動することにしました。

さらに車に揺られてどんどん山奥に入っていきました。やってきたのはメーサロン

国境付近の山並みがどこまでも続き、標高も高く空気がひんやりとしています。

チェンライ近郊で一番美しいといわれている場所です。

斜面一帯にうねるような茶畑が広がり、緑豊かでとてもきれいでした!

茶畑を散策したあとは、お店でウーロン茶の試飲をさせてもらうことに。

小さなカップで色んな種類を飲ませてもらいました。

トレーに入ったドライフルーツも沢山試食できます。

ところで上の写真の一番左奥に写っているもの、何だか分かりますか?

バンブーワームという幼虫を炒ったもので、このあたりの名産だそうです^ ^

夫とジローは試食させてもらっていましたが、私は遠慮させていただきました。

このあとに訪れた少数民族の村では、とれたてピチピチのバンブーワームとご対面!

ガイドさんのお父さんの好物だそうで、ガイドさんがどっさり購入していました。

さてお口直しに、こちらはドライフルーツの写真です。

すごい大びんにギッシリ入って量り売りされていました。

次に訪れたのは少数民族の市場

主に野菜を売っていたので、買いたいものはありませんでしたが、民族衣装を着た方がちらほら見られました。左奥に写っている黒い服の女性もその一人です。

メーサロンには一昔前、中国国民党の人が多くやってきて、今でもその子孫が沢山住んでいるそうです。そのせいで中国の文化がそこかしこにみられました。

ミャンマー、ラオスは目と鼻の先ですが、中国国境も結構すぐ近くです。色んな文化が混ざり合っているおもしろい地域でした。

お昼ご飯はメーサロンのレストランで雲南地方の中華料理をいただきました。

お昼のあとは本日のメインイベント、首長族(カレン族)の村へレッツゴー!

首長族の村は周りから離れたエリアにあって、入るには入村料を払います(ツアー代に含まれていました)。

村に入ると、こんなかんじで軒先に土産物を並べた家々が並んでいました。

それぞれの家の前には看板娘さんがいて、土産物を売りつつ観光客に写真を撮らせてくれます。

白い上着を着ているのは既婚のしるしだそうです。

この女の子は水色の上着。これは未婚のしるしです。

とってもかわいらしい子でした!

こちらのおばあさんが私が会った中では一番長い首でした!

脛につけているブルーとピンクの脚絆がかわいらしかったです。

途中に首長族のことを紹介する展示物がある小屋があり、そこに首輪の見本がありました。

重さを測ってみると、2キロだったかな?首につけることを考えるとかなりの重さで驚きました。

少し前までは、女の子は必ず首輪をつけたそうですが、今ではつけてもつけなくてもよくて、親がどうするか決めるようになっているそうです。

民家の裏通り。広々としてのどかな光景でした。

下の写真のピンクの服の女性は、同じ村に住む、カレン族ではない別の少数民族のおばあさん。

首輪はしていませんが、耳の赤いピアスに注目してください!

このピアス、大きな丸い形なのですが、耳たぶの内側にはめ込んであるんです。耳がすごく広がっていてびっくりしました。

首長族の村は完全に観光地化されているので、もっとお金お金と言われるかと思っていましたが、実際にはそんなことはありませんでした。

村の女性たちはとても穏やかで、お土産物を押しつけることなく、にこやかに写真撮影に応じてくれました。

正直いって欲しいものが全然なくてほとんどお土産を買わなかったのですが、彼女たちの生活のためにもっと買えば良かったと、今になって後悔しています。

まとめ

今回参加してみた、J トラベルサービスの「首長族とメーサロン、国境線の山岳集落」1日ツアー。

一度は訪れてみたかった首長族の村に行くことができて大満足でした。

メーサロンの国境付近の山なみをバックにした、茶畑の風景もとてもよかったです。

その一方で、首長族以外の少数民族の村々は2,3か所訪れたものの、住民が民族衣装を着ていなかったので、どこも似たり寄ったり、ただの田舎の集落だったのは残念でした。

でもみなさん普通に生活してるのですから仕方ないですね。

このツアーのおかげで自分たちだけでは行くことのない山の中のエリアを回ることができました。

チェンライ観光の際には、外すことのできないツアーだと思います!

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