【ネパール】子連れヒマラヤトレッキング、どのコースがベスト?

候補地はこの4コース!

ネパール国内には色々なトレッキングルートがあります。

比較的子連れに適しているだろうということで、私たちが候補に挙げた場所は、

1.エベレスト街道(タンボチェ往復)

2.プーンヒル(アンナプルナエリア内)

3.アンナプルナベースキャンプ

4.ランタン

です。

どのコースでも超初心者向けではなく、子供もある程度ハードな山歩きができることが条件となってくるコースだと思われます。

それぞれ4泊~10泊ぐらいが必要です。

これからこの4か所を比較していきたいと思います。

1.エベレスト街道

プラス面

  • 何といっても世界一のエベレストが見られる
  • エベレスト以外の山々もド迫力で迫ってくる。アマダブラム、タムセルクなど美しい山も多い
  • シェルパ族やチベット仏教の文化が見られて面白い
  • 飛行機でアクセスするので、短時間で3000メートル以上の場所に行ける

マイナス面

  • カトマンズールクラ間の飛行機がしょっちゅうキャンセルになり、スケジュールが読めない
  • この飛行機の墜落率が結構高くて怖い
  • 家族分の飛行機代となると高額(一人往復約US350ドル)
  • いきなり2840mの高所に到着するので高山病になるかもしれない
  • このエリアで一番有名な展望地はカラパタールとゴーキョピーク。両方とも標高5000m越えなので、さすがに子連れでは無理そう
  • かといって、タンボチェ(3867m)までの往復では「やっぱりもっと先まで行きたかった・・」と心残りになりそう

2.プーンヒル

プラス面

  • ポカラが起点なので、トレッキング前後にポカラでのんびりできる
  • 4泊5日で気軽に行ける
  • 子連れトレッキングをしたというレポートもいくつかあり安心
  • 数件の旅行会社からも、子連れなら標高3200mを超えることのないこのルートが最適と勧められた
  • ぐるりと周回するコースなので景色が変化に富んでいる

マイナス面

  • プーンヒルからの360度の眺めは素晴らしいものの、谷を挟んだ向こう側にヒマラヤがそびえているために、少々迫力に欠ける
  • せっかくネパールまでトレッキングが目的で来て、4泊5日では物足りない

3.アンナプルナベースキャンプ

プラス面

  • ポカラが起点なので、トレッキング前後にポカラでのんびりできる
  • アンナプルナ山群のふところに入り込むようなルートなので、迫力のある景色が期待できる
  • 最高到達地点は4130mと、エベレスト方面と比べると低め
  • その手前の宿泊地であるマチャプチャレベースキャンプは標高3650m。体調が万全でない場合にはここからアンナプルナベースキャンプへの日帰りも可能

マイナス面

  • ルートがほぼピストン式なので、行き返り同じ道を歩くことになる

4.ランタン

プラス面

  • カトマンズから一番近いトレッキングエリア
  • 最高到達点は3800mと、他のエリアと比べると低め
  • 2015年の大地震で大きな被害を受けたエリアで、現在復興中のため、トレッキング客としてお世話になることで地元経済に貢献できる

マイナス面

  • カトマンズから近いとはいえ、チャーターカーでも6時間ほどかかる。しかも道路が山道で危険らしい
  • ルートが完全なピストン型で、帰り道はつまらないかもしれない
  • エベレストやアンナプルナと比べるとマイナーなエリアなので情報が少ない

私たちの結論は・・

結局私たちが選んだのは

プーンヒル+アンナプルナベースキャンプ

というコース。

これだと、ルート的にもほぼピストンにはならず、毎日違う景色が楽しめます。

まず標高3210mのプーンヒルに登って軽く高度順応してから、一旦2000mまで下って、

再び徐々に4130mまで高度を上げていくために、高山病になりにくいと思われます。

アンナプルナベースキャンプで雄大な景色を見た帰り道、ジヌーダンダで温泉に入るという楽しみもあります。

ただ、子供を連れてアンナプルナベースキャンプに行ったというレポートを見つけることができませんでした。

本当に私たちでも行けるのか少し心配しながらも、計画を練っていきました。

アンナプルナベースキャンプトレッキングの記録についてはこちらからご覧ください!

こんにちは!たびだんごのカンチャです。 2017年12月にネパール旅行にいき、プーンヒルとアンナプルナベースキャンプへトレッキ...
1日目 いよいよポカラを出発! ABCトレッキングの始まりです。 ヒレまで車で行き、そのあとウレリの3600段の階段に...
広告
広告大
広告大

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする