10日目
今日はジヌーダンダの温泉を目指して歩きます。
川沿いにある天然温泉。どんなところか楽しみです。
コースタイム
2017年12月22日
バンブー(8:15ー9:45)シヌワ(10:00ー12:15)チョムロン(13:20ー14-30)ジヌーダンダ
まずはルート最大の難所
朝、出発してすぐ、私たちの前に階段が立ちはだかりました。
数日前に苦しんだチョムロンまでのアップダウンを、また超えなくてはいけません。
今日の行程を考えると嫌になるので、心を無にして取り掛かります。
さんざん上ったあと、ラムさんが携帯電話をバンブーにおいてきてしまったことが判明。
オイオイ・・。
優しいポーターさんが(ちょっと怒った顔をしながら)駆け足で来た道を戻り、取りにいってあげていました。
シヌワでお茶休憩。
トレッキング中はよくホットレモンを飲んでいました。甘ずっぱい味が疲れた体に沁みます。
ほかにもジンジャーティーやマサラティー、ホットチョコレート。温かい飲み物にもいろいろとバラエティがあって、その時の気分で選ぶのもまた楽しかったです。
シヌワからは、長い長い下りが始まります。
子供たちも大分足が疲れているようで、途中でつまずいたりしています。
膝を酷使する下りですので、サポーターやテーピングが役に立ちます。
ようやくチョムロン下の吊り橋に到着。
ここからはチョムロンまで、見上げるような急な登りです。
しんどくて写真を撮る余裕もありませんでした。
ようやくチョムロンの村の中のチェックポストを通過。
チョムロンで韓国料理
村の中心を通り抜け、チョムロンの一番端にあるロッジでお昼ご飯になりました。
アンナプルナ・マチャプチャレ方面と、これから下っていく方面の両方が見渡せて、とても気持ちの良いところです。
レストランには韓国料理のメニューもあって、キムチを注文してみました。が、激辛で食べきれず。
一緒になった韓国グループの皆さんは、キムチチゲとごはんを注文していてすごくおいしそうでした。
ここからはジヌーダンダに向けて急坂を下っていきます。
今日は罰ゲームかと思うほど、急なアップダウンの繰り返しです。
温泉を楽しみにひたすら頑張って、1時間少々でジヌーダンダの今晩の宿 Hot Springs Cottage に到着しました。
久しぶりのシャワー・トイレ付きの部屋。
もう外のトイレに行かなくてすむ!
いざ温泉へ!
部屋で水着を着こみ、温泉へレッツゴー。
この温泉までの道が、これまたきつかった。
気軽にサンダルで向かう人もいましたが、絶対に登山靴で行った方がいいです!!
なおトイレは済ませてから行きましょう。温泉にトイレはないようです。
15分の下りと聞いていたけれど、体感的にはもっと長くかかった気がしました。
ようやく、勢いよく流れる川沿いに温泉の湯舟が現れました。
おおっ~、思っていた以上に本格的な雰囲気!!
まずは打たせ湯の所で体を洗うようにと、管理人のおじいさんに言われて従います。
そして湯舟へ。
ちょっとぬる目だけど、壁沿いに温かいお湯が湧き出るスポットを発見!
そこに背中を当てるとじ~んわり、気持ちいい!
@hamucchoさんという方のブログでビールを持ち込まれていたのを真似して、ジヌーダンダの宿で缶ジュースを買い込んで持ってきていました(9本ものジュースを温泉まで背負ってくれたのはポーターさんですが)。
湯舟の中で、ラムさん、ポーターさんたちと一緒に乾杯!
子供たちはもう大はしゃぎ。周りの方々ごめんなさい。
他のトレッカーものんびり好き好きに楽しんでいて、いい雰囲気。
1時間ぐらいゆ~っくり。これまでの疲れがお湯に溶けていきます・・・。
達成感と開放感とで最高のひとときでした!
夕方になるにつれ混んできたので上がることにしました。
掘っ建て小屋に3つ程更衣室があって、そこで着替え。一応ちゃんと目隠しされていました。
さて、ここからがまた大変。
リラックスしきった体に鞭打って、30分間かけて山道を登ってロッジに戻りました。
トレッキング最後の夜
夕食時大人はビール、子供たちは今日2本目のジュースで「お疲れさま~!」と乾杯。
トレッキング最後の夜なので、お祝いです。
食後はラムさん、ポーターさんたちと最後のウノ大会!
ずっと無口でシブいと思っていた60歳のポーターさんが、超がつくほど積極的にヨーロッパからの女の子2人組に話しかけるのを横目で見ながら、夜のひとときを過ごしました。
部屋で明日ガイドさん、ポーターさんたちに渡すチップを用意してからおやすみなさい・・。
チップについてはこちらをどうぞ。