【エベレスト街道】ゴーキョ&チュクントレッキング⑤ Day3 ジュビン~タマダンダ

今日は6時起きで6時半に朝食、7時5分には出発と、朝の準備はスムーズでバッチリでした。標高1680mのジュビンを出発し、2820mのカリ・ラ目指します!

コースタイム

2025年12月9日

ジュビン出発 7:05am -タマダンダ到着 16:00pm

  • ジュビンーカリコーラ 2時間25分
  • カリコーラーブプサ 2時間
  • ブプサお昼休憩 1時間30分
  • ブプサーカレ 1時間15分
  • カレーカリ・ラ 1時間15分
  • カリ・ラータマダンダ 30分

ジュビン~カリコーラ

朝7時、ジュビンの村のほぼ一番下からスタート。村の上部までずっと急坂で、村を抜けるだけで30分もかかりました。

この辺りから所々に、正しいルートを示すオレンジ色の丸印が現れるようになり、分かりやすくて助かりました。村の中は脇道がたくさんあるし、村から出るとジープ道とトレッキング道が交差したりして、ややこしい箇所が結構あるのです。

カリコーラまではずっと上り坂。

坂を上りきるとカリコーラのゴンパがありました。

カリコーラは人々の生活が感じられるとっても美しい村。正統派の農村風景が広がっています。

ファプルから出発したのは、こんなところを歩きたかったからなんです!

立派なニワトリやヒヨコ、牛やヤギが家の横をウロウロ。白と黒の子ヤギが可愛すぎる!

民家の合間には青々とした野菜畑があり、庭にはカラフルなタマリロが干してあったり、とうもろこしやウリなどが山積みされていました。

カリコーラの村は縦にも横にも大きくて、中心部には大きめの商店や銀行まで。村を抜けるのに30分はかかりましたがルートはゆるやかな下りなので問題ナシ。それからさらに川の方まで下って吊り橋を渡り、ブプサ方面へと向かっていきました。

カリコーラ~ブプサ

川を挟んですぐ向かいの村がブプサかと思いきや、それは間違いで、ブプサはカリコーラ対岸の山のかなり上の方にありました。つまり、また急坂をひたすら登ることに。

ヒーヒー言いながら坂を上り、11時半ごろやっとの思いでブプサの村に到着。そうそう、今回は10分以上遅れて歩いていた私を夫が迎えに来てくれました。

今日は休憩時間をできるだけ短くするために、私より先にブプサに到着した子供たちがロッジで4人分のインスタントヌードルを注文しておいてくれました。

「調理の待ち時間をできるだけ短くしたいから、インスタントヌードルで!」そんな私たちの思惑をよそに、私が到着してからさらに小一時間かかってヌードル登場~。

インスタントヌードルを作るのにどうやったら1時間もかかるんでしょう??その理由をみんなで考えてみました。

「麺の買い置きがなかったから、まず店に買いにいっていた」

「まず作り方をインターネットで調べていた」

「まず洗濯など別の仕事を済ませてからヌードルづくりに取り掛かった」

「とりあえず昼寝をしてからヌードルづくりに取り掛かった」

「トッピングに使われていたニンニクの皮をむくのに手こずった」

さて、この中に正解はあるのでしょうか?

ロッジのおばちゃんが丁寧に作ってくれたヌードルには青菜やニンニクの薄切りが入っていて味はおいしかったし、まぁゆっくり休憩はできました。

ブプサからカリ・ラへ向かうときの注意点

そうそう、頼りになる地図アプリMaps Meですが、この辺りだけ別ルートを提示してくるので、もし使う場合は注意が必要です。

Maps Meではカリラと名の付く峠が、2820m(西側)のと3000mを超えるもの(東側)の2種類出てくるのですが、2820mの方を目指すルートで行けばOKです。

実際に歩く人は、ブプサから次に目指すべきカレの集落は見えているので、村の人に教えてもらうと確実です。

ブプサ~カリ・ラ

私たちはブプサでゆっくりお昼休憩したあと、まずカレの集落を目指し登りはじめました。

カレからさらに斜め上に進み、見晴らしのよい茶屋を過ぎ、石ころだらけの道をガシガシ20分ほど進むと、ようやくカリ・ラ!

今日の最高地点、標高2820mです。ジュビンから1000m以上も登ってきました。

カリ・ラではヒマラヤのパノラマビューが待っていました!

頑張って登った峠でこれまでと全然違う景色が見られるのが、ルクラより下のルートのだいご味なのです。

左側のアップ。真っ白の三角のテンカンポチェと、右のコンデリ。コンデリの裏側にはナムチェバザールがあるはず。

右側のアップ。左の奥にチラリとチョーオユー。黒く堂々としたクーンビラがあって、その右には台形のギャチュンカン。ゴーキョに近づくまで見られないと思っていた山々に、こんなところでお目にかかれてしまいました!

Labeled by PeakFinder

これが種明かし。ピークファインダーという山同定アプリを使って翌朝タマダンダから撮った写真です。

カリ・ラ~タマダンダ

カリ・ラには2軒のロッジらしき建物があったけど閉まっていました。この時午後3時半。12月の山の中は、3時をすぎるともう夕方の雰囲気になってきます。

カリ・ラからはトレッキング道がなくてジープ道を歩くことになりましたが、疲れている足には何も考えずにスタスタ歩けるフラットな道がありがたかったです。

峠から30分ほどでタマダンダに到着。

タマダンダという地名は、このルートの宿泊地として目にしたことがなかったのですが、それもそのはず。村ではなく、道沿いにへばりつくように並んでいる超ローカルな茶屋の集まりでした。ここに泊るのはちょっと腰が引けるようなローカル度合い。そもそも宿泊できるんだろうか?という雰囲気。

ちなみにタマダンダの本当の村は、トレッキングルートから外れた場所にあるようです。

遠くに小さく見える次の集落プヤンには立派なロッジがありそうだけど、ここからさらに1時間半かかるとのこと。

タマダンダの素朴な宿

キョロキョロしてみると、5軒ほど並ぶ茶屋の中でも一番手前のお店がきれいそう。女店主がちょうど店先にいたので、部屋はあるか尋ねると、「ある」と。中を見せてもらうことにしました。

食堂は写真の通り道路わきにありますが、客室はこの建物の脇から坂を下りたところにあり、小屋が崖にへばりつくように建っていました。

小屋の中の部屋は明るく、壁に隙間はあるけれど、ベッドはきちんと整えられていて居心地は悪くなさそう。

ただし部屋の中に電灯はなく(廊下にはあり)、手を洗うための水道も凍っていて使えずと設備は最低限。トイレはもちろんネパール式。

この宿は丸顔の可愛い女性がひとりで切り盛りしていました。夕飯前にミルクティーでくつろいでいると、ポップコーンやスナック菓子を持ってきて笑顔で「Free!」とサービスしてくれました。

ダイニングルームは電灯があるわりにとっても暗いけれど、ストーブは夜も翌朝もガンガン燃やしてくれて暖かく、意外に居心地がよかったタマダンダの宿でした。ちなみに1部屋500ルピー。

タマダンダからの夕焼け。ひときわ標高の高いチョーオユーとギャチュンカンにだけ夕日が当たっていました。

あのふもとまではまだまだ遠いけれど頑張るぞ!

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