
今日はドーレからポルツェ村を通ってパンボチェへ。ポルツェはどこからでも良く見える「天空の村」。すごく気になっていたので、通るのがとても楽しみです。
コースタイム
2025年12月20日
ドーレ出発 8:10am -パンボチェ到着 15:35pm
- ドーレ➝ポルツェタンガ 1時間35分
- ポルツェタンガ➝ポルツェ 45分
- 昼休憩 1時間
- ポルツェ➝パンボチェ上村 3時間30分
- パンボチェ上村➝パンボチェ下村 20分

今後の予定
今回のトレッキングはゴールまで計22日間の予定です。
一番の目的地はゴーキョで、計画では往復で16日間。それにプラスして体調不良や悪天候のために6日間の予備日を作っていました。
実際のところトレッキングはかなりスムーズにいき、予備日だった6日間を好きに使えることになりました。
もともと日数に余裕があれば、カラパタール方面のパンボチェに行きアマダブラムを間近で見たいと思っていたので、今日はドーレからパンボチェへと向かうことに。

このルートではポルツェ村を経由します。山の中腹にテラスのように張り出た村でずっと気になっていたので、通るのがとても楽しみです。
ドーレ~ポルツェタンガ
ドーレの朝。外は強風ですごく寒かったです。

ドーレからポルツェタンガまではほぼ下り。

ここは往路にも通った道。凍った川や滝をいくつも越えて進みました。

ポルツェタンガの手前でいよいよポルツェ村への分岐が現れました。ここからは主要ルートから外れる道で、事前情報もあまりなかったのでワクワク。
小さな橋でポルツェタンガの対岸へと渡り、乾いた土の道を村目指して登っていきました。

途中で休憩していると鹿に遭遇。静かな道だったので鹿がびっくりしていました。
ポルツェ村

45分ほど急坂を登ると鮮やかな仏塔門が現れ、そこがポルツェ村の入口でした。


村はクムジュンと同じように、石垣の迷路になっていました。
民家はたくさんあるけれどトレッカー向けのロッジや食堂は見当たらずキョロキョロ。

ようやく見つけたナマステロッジで早めのお昼休憩をすることに。
今日はこの先に休憩できる村はありません。

ここの女将さんは話し上手で、村のことを色々教えてくれました。
「収穫したジャガイモは冬の間は畑の土に埋めておくのよ。家の中よりも土の中の方が暖かくて凍らないからね。この辺りはジャガイモがたっぷり穫れるから、外に埋めておいても誰も盗む人なんていないのよ。」
「ヤクは賢くて、遠くに放されていても飼い主の呼び声を聞くとちゃんと戻ってくるのよ。うちで昔飼っていた牛も、人に譲ったあとも我が家のことを覚えていて、しょっちゅう家の庭に勝手に戻ってきてたのよ。」
「自分たちが子供のころは村の学校で満足だったけど、今ではこの村でもよりよい教育を求めてカトマンズの寄宿舎に子供を入れる家庭が多いのよ。でもスポンサーがついたりつかなかったりで格差も結構あるのよ。私の中学生の娘もカトマンズにいて、年に2回だけ会いにいくのよ。」
などなど。秘境に思えるポルツェ村の実際の生活が垣間見られてとても興味深かったです。

ゴンパは村の最上部に。行ってみたかったけど遠すぎました。遠くからだと平らに見える村ですが、実際にはかなりの傾斜がありました。
ポルツェ~パンボチェ
お昼のあとはパンボチェへ向かって出発!

パンボチェへは、まず村の右上方向の旗を目指していきました。

旗を過ぎ山腹をまわると石造りの立派な階段がどどーんと!
さっき昼食を食べたロッジの女将さんは「村を出たら後はほぼ平坦よ」って言ってたのに。地元の人にとってこの程度は取るに足らない坂なのでしょう。
ここからパンボチェまでの道は、地図では大したアップダウンに見えないのですが、実際にはかなりハードでした。

この道を行くとアマダブラムに近づくので、その姿が見えるのを今か今かと楽しみに歩いていきました。

ようやく現れたアマダブラム。てっぺんだけニョキっと、まるで海坊主みたい。

またしばらく歩くと今度は全体が。かなり近づいてきました!

さらにローツェとエベレスト。
これまでローツェは「エベレストの手前のちょっと邪魔な壁」だと思っていました。でも近づいてみると、高々とそびえる絶壁がかなりの迫力で格好いい!
エベレストとおそろいのイエローバンドも良く見えていました。

ようやく家々や畑が見えてきて、まずはパンボチェの上村に着きました。上村は民家が中心で、数軒あるロッジは全部冬季休業中。

10分ほど下ったところにある下村にはカラフルなロッジがたくさんあり、一見にぎわっていました。でも実際には7割方のロッジは閉まっていて、どこに泊まろうかウロウロ。
と、あるロッジの庭に知った顔が。これまで何度も出会っていたオージー3人組の父親が洗濯を干しているところでした。「じゃあ私たちもここにしよう」と、ビューポイントロッジに落ち着きました。
パンボチェのビューポイントロッジ

このロッジ、なんと宿泊料は無料。しかも部屋は広めで日当たり良好、無料でチャージできるコンセントにトイレつき。食事は朝夕ロッジで食べる決まりですが、気前がよくてびっくり。

パンボチェはエベレスト街道のメインルートにあり、ロッジ間の競争が激しくサービスが良いようです。この日は宿泊客が10人以上もいて、ダイニングルームはにぎわっていました。
第2の目的地はチュクンに
夕方ダイニングでくつろいでいると、オージー3人組のガイドさんにこの後どうするのか聞かれました。
「ここからアマダブラムベースキャンプまで日帰りで行こうと思っている」と言うと、「それよりもディンボチェまで行って、チュクンに日帰りするといいよ。アマダブラムにも近づけるし新しい山も見られるよ!」とおすすめされました。3人組もそうするのだそう。
日程的にも間に合いそうだし、私たちの第2の目的地はチュクンに決定!

でも、よく考えてみれば今日で歩き始めて2週間。完全に休憩した日は一日もなく、疲れがたまってきました。とりあえず明日は完全休養日。のんびりするぞ~。


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