
ゴーキョという目標も達し、2週間分の疲労もたまってきたので今日は休養日です。パンボチェ上村に散歩に行き、あとはまったりのんびり過ごしました。
パンボチェ上村へ

朝はゆっくり8時前に起きました。今日もいい天気!
サブローは10時まで朝寝坊・・。
サブローが起きたのを見届けて、パンボチェ上村へ散歩に出かけてみることにしました。

下村と上村は細い道でつながっており、歩いて15分ぐらいの距離。
道沿いには延々とマニ石があり、この辺りの人々の信仰の深さが感じられました。

ずっと昔から現代まで、村の人たちが一つずつ置いていったであろうマニ石(お経の刻まれた石)。すごい数になっていました。

上村には畑が広がっていました。土の山はじゃがいもが埋めてある印だとポルツェで教えてもらいましたが、いっぱいありました。

古そうな民家もあり、村人の生活が感じられました。トレッカー向けロッジばかりの下村とは一味違う雰囲気です。

村の中心にはゴンパが。ここはクーンブ地方でも最も古いお寺のひとつ。
中にはイエティの頭皮と手の骨が保管されていると聞き、ちょっと楽しみにしていました。
でも入口には鍵がかかっていてひと気はなく、扉の前で3匹の犬が~んびりしているだけ。

ゴンパの隣の商店の前には、看板娘(?)の牛が1匹。
商店に近づくとかまってほしそうに頭を摺り寄せてきましたが、舌まで出してきたので撫でてあげられませんでした。ゴメン!
店の中に声をかけるとおばあさんが出てきて、お坊さんは冬だからもういないよと教えてくれました。クムジュンに引き続きゴンパに入り損ねてしまいました。

仕方ないのでマニ車を回しながらお寺の外を一周しました。

鮮やかな色彩、でこぼこの壁、ずらりと並んだマニ車。とても風格があるお寺でした。
ゴンパの次は、ロッジのオーナーから見晴らしがいいと教られた村の学校へ。

学校は村の高台にありました。すごい急坂の上にあり毎日通う子供たちが可哀想に思えたけれど、きっとここで育っていれば何ともないのかな。学校ももう冬休みのようで子供の姿はありませんでした。

学校の横からはローツェやアマダブラムも良くみえましたが、一番印象的だったのは南側の景色。コンデリをバックにパンボチェの村全体がきれいに見渡せました。
ロッジでの午後

散歩のあとはロッジに戻り、ピザ、フライドヌードルとフライドポテトをランチに食べました。
女将さんは3種類違うものを手際よく作ってくれて、どれもとってもおいしかったです。またしつこく「ブプサではどうして出てくるに1時間もかかったんだろうね~」なんてインスタントヌードルの思い出話をしながら食べました。
午後からは衣類の洗濯。ナムチェを出て以来7日間洗っておらず汗や泥がしみ込んだシャツやズボンに靴下。

たらいとゴム手袋を借りて洗い始めましたが、衣類の上から注いだきれいな水があっという間に泥水に。何度すすいでも水は濁ったまま。まぁ洗わなかったよりマシだろうと、適当なところであきらめました。
それから温かいガスシャワー(700ルピー)。ロッジの中庭には日がサンサンと照っていて、外にしばらく座っていると髪も乾きました。
NTCのシグナルも入り携帯で情報収集もできたし、一日ゆっくりとよい休養になりました。

夫はアマダブラムベースキャンプに一人で行っていたのですが、10時出発で3時ごろにロッジに帰ってきました。なかなか素晴らしい景色だったようです。
パンボチェのおすすめロッジ
ところで、このパンボチェのビューポイントロッジはとてもよかったです。
ご主人カルマさんはエベレスト登頂7回の強者!はじめは物静かな印象でしたが、しゃべってみると色々と教えてくれて面白い人でした。

「エベレスト7回だなんてすごいですね。この辺の記録なのでは?」と話しかけると、「記録なんて全然だよ。ちょっとお金がたまっただけだよ。」と照れくさそうな返事。今はシーズン中に6000m級の山のクライミングガイドをやっているそうです。
女将さんはチャキチャキ明るく、料理上手の働き者。彼女も以前エベレストマラソンを完走したことがあるすごい人でした。





オージー3人組のガイドさんによると、エベレスト街道沿いのロッジでは、冬の間オーナー不在でスタッフだけで営業しているところも多いそう。
スタッフだけだと手抜きのダメロッジが結構あるけれど、このビューポイントロッジは冬でもオーナー夫婦が自分たちできちんと営業しているからいいんだよ、と。
2日とも宿泊客は多かったのですが、そんな中でもビジネスライクでない温かいサービスでとても居心地よく過ごせました。
この後、パクディンのロッジで残念な目に合い、ガイドさんの言葉は本当だったと思い知ることになりました。その話はまた後日。



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