
いよいよトレッキングのはじまりです!
今日は標高2413mのファプルを出発し、ジープ道を通ってリンモまで。それから標高2930mのタクシンド・ラ(タクシンド峠)まで登山道を歩きました。
コースタイム
2025年12月7日
ファプル出発 8:10am -タクシンド・ラ到着 15:50pm
- ファプルーペラ 2時間20分
- ペラお茶休憩 30分
- ペラーリンモ 2時間
- リンモお昼休憩 1時間15分
- リンモータクシンド・ラ 1時間30分

エベレスト街道トレッキングの出発地点
ところでまずはじめに、主に4カ所あるエベレスト街道トレッキングの出発地点の比較をしてみたいと思います。
| トレッキング出発地 | カトマンズからの行き方 | ナムチェまでの基本日数 | 備考 |
| ジリ・シバラヤ | バス・ジープ (8時間) | 7日間 | エドモンド・ヒラリーも通ったクラッシックルート |
| ファプル | バス・ジープ (10時間) | 5日間 | ジリからのルートの中間地点に合流 |
| スルケ | バス・ジープ (2日間) | 2日間 | 車で行ける一番奥のポイント。ただし悪路(2025年時点) |
| ルクラ | 飛行機(1時間) | 2日間 | 一番時短だが天候により飛行機キャンセルのリスクあり |
トレッキング出発地点として一番人気なのはルクラですが、今回私たちはファプルから歩くことにしました。
ファプルからの出発を選んだわけ
なぜファプルを選んだのかというと、ジリから歩きたいけれど時間的にも体力的にもきついので、もう少し楽なファプルからにしたというわけです。
28年前にはジリから歩いたのですが、ジリからルクラ辺りまではローカルな農村をたどって歩く素朴なルートで、トレッカーありきで村が作られているナムチェ周辺とは全然違う雰囲気でした。

始めは遠くにチラリと見えるだけの雪山に日に日に近づいていくので、毎日ワクワクしながら歩いた記憶があります。
ただ、アップダウンが激しい大変な道だったという記憶が抜け落ちていたことに、今回歩いてみて気づきました(汗)
ファプル~リンモ
さて本題にもどって、いよいよファプルを出発!

まずはファプルの街を抜け、空港を過ぎたところから未舗装のジープ道がはじまりました。
ゆるく上ったり下ったり、思っていたよりも長い。
日陰で凍っている箇所があり、まずサブローがツルリと滑ってこけ、彼に近づこうとした夫までこけるという惨事に。こけた拍子にで夫のストックが曲がってしまいました。まだ2時間も使っていないのに!
変に手などついて骨折しなかったのは不幸中の幸いでした。

ファプルを出発して以来、民家は時々あるものの茶屋はなく、10時半ごろペラという集落でようやく現れた店で生姜入りマサラチヤ(ミルクティー)で休憩。
もうすぐリンモかと思いきや、地図アプリMaps Meであと2時間半とでてきてガッカリ。Maps Meの歩行時間予測はけっこう正確でした。

午後1時前、ようやくリンモの入口に到着!

お腹ペコペコだったので一番最初のロッジ兼レストランにすぐ入りましたが、結果的に村の中で営業しているお店はこことあと1軒ぐらいのものでした。

リンモはチーズ工場があるらしいと話しながら歩いていたので、お昼はピザとコーラにしようと決めていました。それとボリュームたっぷりのポテト炒めチーズ乗せ!

チーズも500g購入。あっさりしつつもコクがあり、程よくしっとり。とてもおいしいチーズで、今後の行動食に役立ちました。

記憶が定かではないですが、500gで1000ルピー程度でした。この先ヤクチーズが売っていた他の場所(ナムチェ周辺)と比べると安かったです。
リンモ~タクシンド・ラ
ここまでで結構ヘトヘトだったけど、さすがに初日のゴールがリンモでは距離が短すぎるので、もうひとがんばり、タクシンド・ラへ。
昼食後に出発してまずキツかったのが、リンモの村を抜けること。村なのになんでこんなに高低差があるの?と思いつつ、村の下から上まで30分ぐらいも歩きました。

そこからは峠への登山道。大きくジグザグするジープ道を突き抜けるように、まっすぐ上に向かう登山道があるのです。ひとりなら怖いような薄暗い石段の道をひたすら登りました。
足はそこまで疲れていないけれど、標高が3000m近くなってくると息苦しくて、ちょっと歩いては休憩をくりかえし。
Maps Meによると、ジープ道と3回交差して、4回目に交わるところが峠のロッジだというので、ジープ道が現れるのを楽しみに歩きました。

ジローはかなり先をあるき、サブローは遅い私に付き合ってくれたのですが、最後、ジローがロッジに着いたあと、また私のところまで坂を下ってきて私の荷物をかついでいってくれました。優しさに大感動!
標高2930mの峠のロッジに到着したときには汗びっしょり、息絶え絶え。しばらく動けませんでした。
今日のロッジはHill Top Lodge。

とてもしっかりした造りで内部もきれい。部屋にはコンセントあり。毛布も、ロッジの人が「もっとほしい?」と聞いてくれました。

食堂のストーブはとてもあたたかくて、夕食前からゆっくりくつろぐことができました。

2人部屋800ルピー、シェルパシチュー400ルピー、Mixスプリングロール650ルピーなど。食事の値段は下界とくらべると上がってきました。
宿のお客は道路工事関係の人や「ヒラリーファウンデーション」で学校の建設に関わっている人など、ネパール人がほとんどで、トレッカーは私たちだけでした。
今日はできたらこの先2時間ぐらいの場所にあるヌンタラまで行きたいな、と思っていたのに、タクシンド・ラで精いっぱいでした。
ここで気づいたのは、出発前に読んでコースタイムを参考にさせてもらったトレッキング旅行記は、ほとんどが若者や山登りに慣れた方々によって書かれているということ!
自分はそれよりもゆっくりペースだったと思い知りました。自分の年齢を感じつつ、助けてくれる夫や子供に感謝しつつ、明日に備えておやすみなさい・・・。
