パリ観光5日目。オルセー美術館をあとにし、ランチのためにやってきたのはシャトレレアール駅近くのフレンチレストランERH。
こちらも初日のL’Initialと同じく日本人シェフのお店です。
せっかくパリに行くならミシュランの星のついたお店にも行ってみたいと思い、1つ星のこちらを予約してきました。
2019年10月の情報です。
Contents
ERHの店内
レストランERHへのドアを開けると、ラ・メゾン・デュ・サケという、日本酒の販売ショップがまずありました。
ほんのり和の雰囲気の店内。
メゾン・デュ・サケのウェイティングルームで少し待ってからレストランに通されました。
天窓からの光が明るいダイニング。
席につきメニューを眺めます。ランチコースは2種類だけなので迷うことはありません。
リーズナブルな方の45ユーロのランチコースとキリンの生ビールを注文。
どんなお料理がやってくるかワクワク・・・。
ERHのランチコース
まずはアミューズ2品。
はじめにやってきたのはマスの刺身(燻製かも)とイクラの上にジャガイモのムースがふんわりと乗っているもの。
まるで夢を食べているようなはかない口溶けですっごくおいしい!
これを食べただけでこのレストランに来てよかったと思ってしまいました。
もう一品は見た目も鮮やかなスイカのスープ。
こちらはスイカの甘味とオリーブオイルと塩との組み合わせ。おもしろいお味でした。
前菜はキラキラの大きなボウルに入ったブルーマッシュルームとフォアグラ。
何種類ものハーブが乗っています。
ウェイターが目の前で鴨のだし汁を注いでくれました。
滋味あふれるだし汁にトロンとしたフォアグラ、さっぱりしたキノコ、さらに少しばかりクセのあるハーブのハーモニーが最高においしい!
このあと数日は「おいしかったなぁ~」と頭の中で思い返していました。
メインの魚料理はマグロのたたき。
上にフェンネルなどの野菜が乗って、ごま油入りのドレッシングがかかったもの。マグロはミニサイズだったけど脂がのっていました。
メインの肉料理は牛肉。
下にキノコ、ジャガイモ、穀物、ベーコンなどが細かく刻んで炒め合わせてあるものが敷いてありました。
ソースは醤油とバルサミコを合わせたもので、間違いのないおいしさでした。
デザートはちょっと意外ないでたち。
ターメリックの粉が振りかけてあるパリパリの皮に包まれた、メレンゲとアイスでした。ほんのりインド風?の、さっぱりしたお味でした。
それからさらに、見目うるわしいプチフール3種が出てきました。
どれもかわいくておいしくて満足度をさらにアップさせてくれました。
ERHの感想
レストランERH、さすが今をときめくミシュラン1つ星!
新しいおいしさとの出会いがたくさんありました。3人で200ユーロほどかかりましたが、大満足の食体験でした。
また機会があったら行きたいな~。