チトワン国立公園のあとでカトマンズにやってきた私たちは、和食をもとめてタメル地区をさまよっていました。
おいしい丼ぶりで有名な「絆 Kizuna」は残念ながら土曜日でお休み。
そこで、偶然見つけた《定食》の旗にひかれて「和 Nagomi」というレストランに入ってみたところ、かなりよかったです!
翌日は、もう1軒別の日本食レストランに行ってみましたが、残念ながらイマイチ。
この2軒の様子をレポートします。
なごみ
私たちがカトマンズで一番気に入った和食レストラン、なごみをご紹介します。
このレストランは2017年10月にできたばかり。
場所は、タメルの南の方、ハランチョークへと通じるJPロード(地球の歩き方では Chetrapatiと書いてある道路)から、路地を5mほど入ったところにあります。
土産物屋や中級ホテルがひしめく表通りから、細い路地が何本か南方向へ出ているのですが、そのうちの1本です。付近にきたら、路地を覗いてみてください。
「定食」と日本語で書かれたオレンジ色の大きな旗があるのが目印です。
表通りからでも、数メートル先の旗が目につくはず。
お店は階段を上がった二階です。
お料理は、焼き鳥、から揚げ、エビフライ、とんかつ、天ぷら、コロッケ、クリームコロッケ、餃子、出し巻卵、胡麻和えなど、一通りなんでもそろっています。
席につくとすぐに、小鉢に入った揚げ出し豆腐がサービスで出てきたのもポイントが高いです。ちゃんと大根おろしも乗っていて、おいしかった!
私たちが注文したのは天丼、天ざるうどん、かつ丼。
天ぷらは色んな種類の野菜とエビがてんこ盛りでした。
とんかつは残念ながら豚肉にちょっとにおいがあったのですが、どの料理も心を込めて作ってくれているのが伝わってきて、とても好感がもてました。
食事についてくる大根の桜漬けと、人参などのぬか漬けがまたまたおいしいんです!!
カトマンズで食べるなつかしい日本の味。胃と心にしみました。
写真がなくてすみません。
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お店の中はまだ新しくて清潔。明るい雰囲気で、テーブル席と小上がりがあります。
オープンキッチンで、中でたくさんのコックさんたちが働いているのがよくみえます。
トイレも併設されていてきれいです。
あまりにもおいしかったため、帰国の日には持ち帰りを頼みました。
飛行機の出発が夜だったので、出国後に空港の待合室で食べることにしたのです。
持ち帰りの料理は、ちゃんと紙の箱に詰めて割りばしもつけてくれました。
おにぎりや焼き鳥、つくね、だし巻き卵など、最高においしかったです!
なんと朝8時から夜9時半まで営業しているそうです。
東京居酒屋
タメルチョークから北の方向に、歩いて5分以内にあるお店です。
通りがかりに看板が目についたので入ってみました。
中は結構広くて、室内なのに岩を使った庭園風の独特のインテリア。
ちょっとごちゃごちゃした雰囲気で落ち着かなかったです。
全体的になんとなく薄暗く、ひと昔前のかんじ。
そして、肝心の味も残念ながらイマイチ。
ざるそばのツユがすごく薄くて味が足りず、せっかく注文したのに食べきることができませんでした。そば自体ものびていておいしくない!
子供が注文した唐揚げも乾いていてダメでした。
とりあえずどれもおいしくなくて、食べながらどよ〜んとしてしまうほど。
お店の人もそっけない感じで、トータルで見ておススメできるポイントがなかったです!
残念!!
まとめ
カトマンズには他にも有名どころの日本食レストランが沢山あります。
地球の歩き方でも2ページにわたってずらりと紹介されていますよね。
「なごみ」はまだガイドブックにも載っていない新しいお店ですが、本当におすすめです。
どこにしようか迷ったときにはぜひ「なごみ」に行ってみてください!