子連れでヒマラヤ!アンナプルナベースキャンプトレッキング④食中毒編

4日目

昨日の夜、トラブル発生!いきなりジローに食中毒の症状が。

まだ歩き始めて4日目なのにどうなることやら・・・。

<以下、ちょっと汚い表現が含まれるのでご注意ください>

コースタイム

2017年12月16日

チュイレ(10:15-12:00)グルン(13:15-15:15)チョムロン

緊急事態発生!

昨日の夜、私と一緒の部屋で寝ていたジローが、いきなりむくっと起き上がったかと思うと吐いてしまいました。

ちょっとパニックになりながら世話をしていると、すぐに隣の部屋で寝ていた夫がやってきました。

「壁が薄いってこういう時は便利だなー」なんて思いながら、一緒に後始末。

ジローはその後、大慌てでトイレに。

どうやらこらえ性のないバイキンにやられてしまったようです。

後から振り返るに、夕食で食べたチキンピザが良くなかったよう・・。

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心配しながらも、ジローも私もうとうとして朝を迎えました。

ジローの熱を測ってみると37.9℃。これはヤバいかも・・・。

ラムさんに事情を話し、とりあえず朝はゆっくりして様子をみることに。

ジローには正露丸と解熱剤を飲ませて、もう一度寝させることにしました。

朝、宿から出発していった韓国人のお兄さんが、ジローを心配して板チョコをプレゼントしてくれたのが涙が出るほどうれしかったです。

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薬を飲ませてから2時間ほどすると、ジローが起きだして、

ぼく歩けそう」と言いだしました。

元気のないジロー

「本当に大丈夫?」と何度か聞いたけど、大丈夫だと言い張ります。

どこまで行けるか分からないけど、とりあえず出発してみることに。

途中の村でペンをプレゼント

まずは小一時間、ガンガン下って吊り橋を渡ります。

そこから20分ぐらい登ると、少し大きめの村に出ました。

滝と、段々畑と、農家と。

おとぎ話に出てきそうなところです。

途中の小学校で、寮生活のために学校に残っている子供たちに、持参してきたペンを手渡しました。

(この日は土曜日で授業はお休みでした。ちなみに日曜は平日扱いらしいです)

ペンはゴミのもとになるから良くないかな・・と持ってくるかどうしようか悩みました。

でも、子供たちが皆「ナマステ―」とか「サンキュー」と言いながら、両手で礼儀正しく、嬉しそうに受け取ってくれて、やっぱり持ってきてよかったと思いました。

ラムさんによると、ゴレパニなどトレッカーでにぎわう大きな集落は、住民もこちらが思っている以上にお金持ちだそう。

でもトレッカーが通り過ぎてしまう村やルートから外れている村は、まだまだ貧しいようです。

実際に、子供たちの服装も村によって大きく違いました。

途中、グルン(Ghurung)のひなびたロッジでお昼休憩。

ジローも食欲はないものの、なんとか大丈夫そうです。

チョムロン到着!

午後は、タローが「登りばっかり!」とむくれてしまったり、ジローがトイレを我慢できず、畑に肥しを提供したり、サブローが漫画のように崖から滑り落ちそうになったり、てんやわんや。

緩やかに上りながら、山肌をぐるりと回りこむように歩いていきました。

「もうそろそろチョムロンかな」と思ったころ、とある角を曲がると、

アンナプルナサウスとマチャプチャレがググーッと大きくなって現れました!

ほんの半日歩いただけなのに、すごい迫力。

岩肌の雪や氷がリアルで格好いい!

ヒマラヤにどんどん近づいていく感覚がトレッキングの醍醐味です!

チョムロンでは村の上部にあるこぎれいな宿、Real Chomrong Lodge に落ち着きました。

可愛い1歳半の女の子がいて、うちの3兄弟はメロメロに。

Kちゃんの持ってきた風船を女の子に膨らませてあげましたが、この子がすぐに割ってしまう。

何度膨らませても、また割られてしまって・・3兄弟はすっかりもてあそばれていました。

宿の食堂の裏に出てみると、すごい高低差で山々が迫ってきていました!

左がアンナプルナサウス、右がヒウンチュリです。

お腹痛の特効薬!?

ラムさんは「宿に到着したらお腹痛によく効く薬を作ってあげるから」とジローに言っていたのですが、それはなんとコーラに食塩を混ぜたもの!

コーラ大好きのジローは喜んで飲んでいました。

めっちゃ甘くてしょっぱいってどんな味かな?

この宿も部屋にトイレがついていました

宿に着いてからは、ジローもニコニコとリラックスして遊んでいました。

これなら明日も大丈夫かな、と期待がもてましたが、実際は・・・。

さてさて明日はどうなるか?

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